ここMGMグランドは私が10年前に泊まった事のあるホテル。世界最大のホテルだ。(画像ないけど)

その大きさに10年前は出口から部屋まで長かった覚えがある。
そんなMGMに久しぶりに足を踏み入れた感想は、また違うホテルに来た感覚がした。
10年も経てば内装やらいろいろ変わっているのかもしれないし、それとも単に私の記憶の弱さが原因という話も。

とにかく何の懐かしさも感じられないままあたりを見渡していると、オリビアのスモーキングコールがあったので、その間ホテルをちょっとだけ見てこようとあてもなく歩く事にした。

歩き出してすぐ、遠くで何か声がする。

「オゥ~。」

と。

声の方に振り向くと、カマっぽいおっさんが近づいて来た。
ナイトクラブの受付の人だろうか?よくわからないけど、とにかくビビった。

ひとしきり褒めちぎられた後、欧米人のあいさつ(頬にキス)をされた。

なんだか、正直、



とまどいを隠せない。



どうにもこうにもとにかくここを去らねばという気持ちで一杯だったのでとにかく別れを告げて去る事にした。


あーびっくりした。



もー人前だったんだもん。恥ずかしかったじゃ~ん。
なんて思っていた私であったが、これから約2時間後の私に言わせると、



ハッ



と、鼻で笑われてしまうような程度の出来事ではある。


それにしても、やっぱり何が起こるかわからないから海外は面白いなあと思っていた私であった。
まるで海外のコメディドラマを地で見てるようだ。
日本では到底起こらない出来事を体験出来るから海外旅行はやめられないね。

オリビアの元に帰ると、それからスタバへ行く事にした。
バスから降りて少し歩いただけなのにすぐ休もうとカフェに入ってしまう私たちである。

スタバのカウンターで店員に

「名前は?」

と聞かれた。

海外のスタバではたまに名前を聞かれる事がある。誰かが間違って持っていてしまわないようにらしいが、私が入った時はガランガランだったのできっとこの店のルールというかシステムになっているのだろう。
名前を言ってアイスフラペチーノを待っていたのだが、受け取ったそのカップに書かれた名前の綴りが一字違っていた。なんだか悔しい。

「これからM&MS行こうかネ。」

なんて言いながらお茶していたら、隣のおっさんが声を掛けてきた。

話を聞いていると、どうやら彼は美容師らしく、道具も持っていた。

道具持参とは、流しの美容員か?
そんな人いるのか?
道ばたにでもいるのだろうか?「一回30ドル」とか言って。

詳しい事は聞けず、彼の話を聞く事に。
どうやら彼のお母さんは日本人で名前は「エイコ」と言うらしい。
それにしてはアジア人の面影がまったく感じられない彼である。
孫は日本人とハーフらしく写真まで見せてもらったのだが、そんなに日本人と縁のある彼は日本語がまったく話せなかった。
まあ、そんなの本人の自由ですがね。

「これからどこに行くんだ?」

と言われたので

「M&MSへ行く」

と答えたのだが通じなかった。
だから

「エンムエンドエンムズ」

と良い発音で言ってみたのだが結局通じず。とほほ。

スタバで地域限定のラスベガスマグカップを買おうとしたのだが、そこでは売っておらず、あきらめて私たちはMGMを後にした。

外に出たらスッカリ暗くなっていた。

エムアンドエムズでおみやげを買おうかと歩いていたら、途中、人だかりを発見。

人だかりの注目の先にいたのは全身真っ白の男だった。着ているズボン、ジャケット、ネクタイ、帽子みんなが白い。
そしてピクリとも動かない。乗っている台には「ストーンマン」と書かれてあった。

パントマイマーだ。


$気ままなアミーガスinラスベガス-ストーンマン全体