「円楽独演会~円楽の歌丸一周忌」
横浜にぎわい座

まずは「思い出噺」。
円楽師匠と歌春師匠とふたりで歌丸師匠の懐かしい思い出。
歌丸師匠は亡くなる直前は30キロあるかないかの骨と皮のみ、
まるで即身仏そのものでしたよ、とか…
一周忌の記念に崎陽軒から特製チャーハン弁当が発売されましたが、
歌丸師匠は緑の野菜が嫌いだったので、
グリンピースの入っていない特別なシウマイなんです、とか…。
想いを巡らせ語り継ぐことで、
「思い出寿命」として歌丸師匠は生き続けているんです、とほのぼの語るまではよかったのですが、
円楽師匠どうした…。
「おすわどん」が言葉が出てこなかったのか、
所々すっ飛ばしてずいぶんと端折って終わってしまって、
こんなこともあるんだなーと思ったら、
中入りあとの「お化け長屋」も誉められた出来ではなかった。
聴かせどころの「濡れ雑巾」や「致命傷」を抜かすし、
ずいぶんと雑で冷や冷やしました。
歌春師匠はテレビでしか見たことなかったのでお初(^ω^)
自虐ネタ多め(笑)、
お風呂に入浴剤入れたら、黒いのがフワフワ浮いてきた…!
バブじゃなくて、わかめ入りの玉子スープだった、ってのは鉄板ね。
帰宅してお口直しにYouTubeで歌丸師匠の「お化け長屋」を聴きました。
…うん、こうでなくっちゃ。

【追記】
この公演の10日ほど後、
円楽師匠は脳腫瘍治療のために療養に入ると公表されました
この日の公演がいつもと様子が違ったのは、ご病気のせいだったのね…
復帰を心よりお祈りしております