新宿末廣亭は、都内に4軒ある落語定席の中で唯一の木造建築。
テレビで見た通りのレトロな内装。
(内部撮影禁止)
舞台の下手に床の間、上手に障子があって、
その奥の小部屋から三味線やお囃子の生演奏が聞こえてくる…いい風情ですねぇ😊
この日の私のひいきは桂歌春さん。
ドジな新米泥棒に、親分が実地指導をする「鈴ヶ森」。
歌春さん、猫背で飄々としていて、好き好き~🥰
どんなに間抜けな描写でも、さすが歌丸門下、下品にならなくて粋ですね。
昼の部のトリは三遊亭円馬師匠。
太鼓持ちの男が鰻を奢ってもらったつもりでいたら、勘定は自分についていた「鰻の幇間(うなぎのたいこ)」。
鰻、おいしそうだった~
ウクレレ漫才のぴろき。NHKの早朝にやってる「演芸図鑑」で知りました。
調律が外れたウクレレで、「あっかるく陽気にいきましょう」って歌うの、クセになるww
太神楽の曲芸も好き。
染之助・染太郎のおふたりが亡くなって、
この種の演芸をテレビで見る機会がなくなりましたが、 お客さまを寿ぎおめでたく福をふりまく、世界に誇れる芸だと思います
この日は昼夜入れ替えなしで、夜の部には神田伯山が登壇するとあって、夕方から若いファンが増えて混んできました。
ああ、昼間から夜まで寄席でだらだら過ごす老人になりたい…