露の新治・柳家喬太郎・三遊亭兼好

 『三人会』

神奈川県立音楽堂。 



最近ずっと寄席ばかりで、大きなホールの落語会は久しぶり! 


上方落語の新治師匠の『七段目』の主人公は、芝居通いが大好きな若旦那。 


大旦那に芝居狂いを咎められて2階に追いやられるが、やはり芝居マニアの小僧と意気投合、仮名手本忠臣蔵の名場面の芝居ごっこを夢中になって始めるが…


という、まるで目の前で歌舞伎を見ているような面白さ。

落語家さんは立役と女形を同時に演るんだからお見事です。

 

新治 七段目

喬太郎 宋漢

兼好 あくび指南

 (お仲入り) 

兼好 猫の皿

新治 ちはやふる

喬太郎 ハワイの雪


私が友人に誘ってもらって初めて生で見た落語が、 

兼好師匠が兼好襲名する直前、好二郎の落語会でした。

16年くらい前かな。 

それから落語会に通うようになったので、 

私の落語通いの入り口は兼好さん。 

明るくて楽しくて大好き。 


トリは喬太郎師匠の『ハワイの雪』

馬鹿孫と馬鹿爺のやり取りが爆笑もので、 

ずっと笑ってるんだけど、

最後はしっとり、

…雪とともにお三味線の音が鳴り…… 

。゚( ゚இωஇ゚)゚ウルウル 


贅沢で濃厚な3時間でございました。


マスク推奨のポスターがいいですね。