D.O.こと、ド・ギョンス様。
本日は26歳(日本の歳では25歳)のお誕生日おめでとうございます。
心よりお慶び申し上げます。
このような素晴らしき日に、僭越ながら、畏れ多くも偉大なるド・ギョンス様の魅力を、ギョンスペンとして綴らせていただきたく、筆を握りましたこと、どうかお許しください。
ギョンスさんのお誕生日企画記事も、今回で2回目となりました。
昨年のお誕生日、私は、あなた様の生誕と成長の軌跡を、前後編に渡り執拗に綴っていたようです。(読み返してみたところ、病的なほどの描きっぷりに、我ながら恐怖を覚えましたwww)
今年はどんな記事であなたをお祝いをしようかしら、、、
そんな事ばかりをバカンスの地でぼんやりと考えているうちに、いつの間にか年越してましたキャピ♡
やっぱり自分らしいギョンスのセンイルを祝うならこれしかないのかな…。
という事で、初心に戻り『短編ドギョンス妄想』をさせていただく事にいたしました。
楽しんでいただければ嬉しいです。
では、どうぞ
…………………………………………………
「江里山さん、どうしかした?」
営業マンの怪訝な表情に我に返る。
「…あ、いえ、、、…どうぞ」
コーヒーを差し出す手が震えて
カップソーサーがカチャカチャと情けなく応接室に響き渡る。
わたしに向かって微笑み、ゆっくり頭を下げる取引先の男性。
思わずコーヒーを配る手が止まってしまったのは…
だってこの坊主頭の人…
間違いなくド・ギョンス君なんだもん…。
「…失礼いたしました」
…ガチャリ。
極めて冷静を装い
ゆっくりと深くお辞儀をして扉を閉めた。
応接室から出た今も
お盆を持つわたしの手は震え続けている。
まさかまた会えるなんて。
わたしの初恋の人。
わたしの初めてを捧げた人。
『失恋』と『別れ』を教えてくれた人。
本当に大好きだった。
もう一生会えないと思っていた。
どうやってサヨナラしたのか
不思議なほどに思い出せないけど。
あの頃、毎晩、一晩中ベッドの中でケータイを握り締めて大泣きした記憶だけが鮮明に残っていて。
未だに胸を締め付ける。
《再会》と《坊主》のあまりの衝撃によって
部署に戻っても全く仕事が手につかなくて。
ぼんやりと7年前の記憶を辿る。
…ああ、思い出した。
別々の大学に進んでから比較的早い段階で
ギョンス君に自然消滅という卑怯な手段でやんわりとフラれたんだった。。。
「江里山さん、来客終わったから応接片付けておいてくれる?」
「…あ、はい」
今時、営業アシスタントに来客のお茶出しをさせるなんて、こんな古臭い体質の企業に就職した事を恨んでいたけど。
そのおかげで、ギョンス君の生存確認を出来たのだから、皮肉なものだ。
そっか。
取引先の人だったんだ…。
ギョンス君…わたしのこと…気付いてくれたかな…。
フラれたあとロングだった髪をバッサリ切った。
それをずっと引きずって、未だ、髪を伸ばせない…だなんて、恥ずかしいから誰にも言っていない。
ぼんやりと、もの思いに耽ながらテーブルを拭いていると。
あ…、これ…。
ギョンス君の座っていたソファに名刺入れが落ちていた。
黒い革のシンプルなそれをそっと拾い上げて、
罪悪感を感じながらもこっそりと中を開く。
【イー・エックス・オー株式会社
営業第1部2課 ド・ギョンス】
名刺を確認し、他人の空似ではない事に安堵した。
同時に、わたしと別れた後も、ちゃんとした人生を送り、こんな超大手企業にちゃんと就職しちゃうギョンス君の安定感に複雑な気持ちになる。
ド・ギョンスという男の人生においては、
わたしなんか
いてもいなくても関係ないようだ。
さて、この名刺入れ…どうしたものか。。。
部署に戻ると、営業マンが慌てた様子で近寄ってきた。
「今、先方から連絡が入って、名刺入れをどこかに忘れたらしい。応接室になかった?」
「あぁ、これですよね」
「おお、良かった。今から取りに戻ってくるらしいから、江里山さん悪いんだけど、受付に行ってそれ渡してきてもらえる?オレ、この後すぐ会議だからさ」
…え?
「あ…、は、、はい」
神様…
この展開は予想できませんでした。
ドキドキ
ドキドキドキドキ
ドキドキドキドキドキドキ
受付へと降るエレベーターの中
名刺入れを掴む手がまた震える。
どんな顔をして『元カレ』という存在に話しかけたらいいのか、わからないよ。
その姿を見た瞬間
ペンギン山公園で、わたしを待つギョンス君が重なった。
でもきっと。
こんな風にノスタルジーに苛まれているのは
フラれたわたしだけで。
ギョンス君はもう違う道を歩いていて。
わたしはかつての知人程度に思われちゃうのかもな。。。
「大変お待たせしました…忘れ物をお届けに…」
「えり…?だよね」
「…」
ギョンス君からの一言に。
何も言えず固まったまま見つめ返す事しか出来ない。
「こんなところで会えるなんて…不思議だ…」
声も
話し方も
雰囲気も
当時と何も変わらないんだね。(坊主以外は)
「元気だった?」
…こくん
胸がいっぱいで目頭が熱くなるのを感じる。
…でもここは会社だから。グッと我慢。
「…今日はちょんまげ…じゃないんだ?(笑)」
…なに…それ。
「なんか雰囲気変わったよね」
「ギョンス君は…何も変わらないね(坊主以外は)。こういう回りくどい呼び出し方も。」
自分の口から飛び出たのはまさかの棘だった。
こんな事言いたくないのに…フラれた女の執念は怖い、と自分の新たな一面に驚く。
わたしのそんな反応に
一瞬固まって目を見開いたギョンス君。
「…。ククク…ふはははは」
そして大笑いしている。
「そっか…うん、そうだよな〜…」
1人で納得して、はにかんでるギョンス君の前で
わたしだけ置いてけぼりを喰らう。
「仕事、何時まで?」
「…18時」
「あと1時間か。そこのカフェで待ってるよ」
「…なんで?」
「話したい事あるから」
「…残業で遅くなるかもしれないけど」
「えりが来るまで待ってるよ」
その後、部署に戻っても
もちろん仕事なんて手につくわけもなく。
それなのに、こんな日に限って次から次へと電話対応に追われて。
気付いたら19時近くになっていて。
キリのいいタイミングで慌て職場を出た。
…ああ、どうしよう。
さすがにギョンス君…帰っちゃうかも。
トイレに行って化粧直しする余裕すらない。
いや、急ぐ必要はなくない?
だって、ただの元カレじゃん。
自分の中で激しい葛藤が起こりながらも
結局、向かいのカフェへダッシュしちゃう悲しいオンナ。
情けないけど…
このドキドキはやっぱり…
あ…ギョンス君…いる。
本当にギョンス君…なんだ。
わたしに気付いて笑った唇がハートの矢となって
数年ぶりにわたしの心臓に突き刺さる。
…相変わらずズルい武器をお持ちのようで。(涙)
「こうして、えりと話すの…何年ぶりだろ」
「7年」
…はっ!わたしとしたことが…。
さらりと答えたらまるで数えていたみたいじゃない!!!恥ずかしい…。
「…今まで気にしたことなかった…」
「Cafe de Pingouin(カフェ ド パングワン)だって」
「…パングワン?…何それ」
「ペンギンカフェ🐧」
「ペンギン…」
「ペン山公園…覚えてる?」
「…忘れたことなんか…ないよ」
結局、ギョンス君の前では、いくら取り繕うとしても
ポロっと本音が出ちゃう情けない自分。
そして
そのまましばらく無言で見つめ合った私たち。。。
久しぶりに見る元カノは…その瞳にどう映ってる?
「…遅いよ」
ボソっとギョンス君からの文句が飛んできた。
「ごめん…急な仕事が終わらなくて」
「そうじゃなくて。7年も待たせたじゃん俺のこと」
…え?
…何言ってんの?
「ううん!!!情けなくなんかない!だってわたしも…ギョンス君の事、今も好きなんだもん!!!」
長い間、心の奥底に押し込めてた感情が
堰を切ったように溢れ出す。
「…マジ…で?」
「うん…」
耳を真っ赤にしたギョンス君を数年ぶりに見て
ペンギン山公園で初めて気持ちを伝えたあの日が重なる。
当時の事を思い出しながら
ゆっくりと話をしていくうちに。
自分の中の長年の疑問が1つ1つ解消されていく。
突然ピッと姿勢を正したギョンス君。
「株式会社エクセル 営業第三課 江里山。入社3年。こちらこそ、またよろしくお願いいたします」
あの日と同じように
お互いにお辞儀をして、笑い合った私たち。
キュン…
どうしよう。
また心臓がキュンキュンして死にそう。
7年もの離れていた時間が
たった数時間で埋まってゆく。
どんなに遠回りしても
再び巡り会い
あなたにすぐ恋をする奇跡。
あれ?ド・ギョンス君
また、違うキャラ出ちゃってるけど…(髪も瞬間で伸びたけど)。。。
そんな社会人3年目の私たち。
結婚に向けて再始動します♡
【終】
…………………………………………………
ギョンちゃんのお誕生日になんにも関係ないやーんwww ←
すみませんwwwホントすみませんwww
ずっとペン山公園の続きを描きたかった自分の自己満ですwww
いや、でも。たぶん、ぬかじゅけ。自身もギョンスとは時間がかかっても遠回りしてもいつか辿り着く運…←一生ねーからとりあえず落ち着けwwwwww
皆様、既にお気付きかとは思いますが、ギョンスが坊主になってからぬかじゅけ。妄想がはかどりません(笑)
実を言いますと坊主ンスが尊いのと同時にエ ロすぎて。ギョンスを汚すようで、エ ロ妄想をする事へ自責の念に駆られたりしちゃうんです。
かと思えば、このサジンなんてさ↓↓↓
さすがにこんなのは不謹慎過ぎて妄想作品的にはNGですものね?(笑)
おっと…。今日はギョンスの大切な日でした。ミアネヨ。
最後くらいは真面目に。
ギョンス、お誕生日、本当におめでとうございます。アイドルらしからぬ性格なのに、EXOでいてくれて本当にありがとう。あなたの歌声やパフォーマンスをライブで生で感じられる幸せ。今、こうして一緒の時代を生きられているだけで、あなたから毎日元気と潤いをもらえる私は、本当に幸せ者だと思います。
俳優活動もますます脂が乗ってきて、目まぐるしいほどに忙しい毎日かと思いますが、くれぐれも体調には注意して、心身共に充実した素晴らしい26歳をお過ごしくださいね。(ヨジャだけはアンデヨ)必要とあれば、いつでもご飯作りに行くし、カラダも差し出しますので遠慮なく言ってね♡
そしてお母様にも一言(昨年と同じですがやっぱり)
息子さんをこの世に誕生させていただき、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます←
ああ…どうしようもないくらいギョンスが好きです(´༎ຶོρ༎ຶོ`)もう、毎日どんどんどんどんどんどん好きになっていく(´༎ຶོρ༎ຶོ`)(´༎ຶོρ༎ຶོ`)なんなの、これマジでミラクル…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)(´༎ຶོρ༎ຶོ`)(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
そんな大好きなギョンスの益々の活躍を心からお祈りし、そろそろ筆を置かせていただきます。