昨日(2/22)、またまた黒檜山に登った。

先日造ったイグルーのメンテやりたかったのと、新たにもう一個造りたかったのと、夕方、月(繊月)と金星のランデブーの写真撮りたかったから。そしてついでに星空の写真も撮れたらなあ、と思ったんだ。

どうなったでしょう・・・

前の日(かな！？)にかなりの降雪があったようで、登山道の雪がまたまた増えていた。だから黒檜山も真っ白。いや雪山はこうでなくっちゃね！

霧氷もいい感じだし、

富士山もご機嫌だ！

とりあえず山頂だけ踏んでイグルーの場所へ

あれ？

イグルーがないぞ！

なんか景色が、というか絶景ポイント行く雪景色がだいぶ変わっている。。

絶景ポイント手前にある雪庇も高さを増していてそこが絶景ポイントっぽくなっていた。

じゃイグルーは？

と、山頂へ戻りかけると、

な～んとなく雪面に違和感あるボコボコが・・・

あっこれだ！

完全に砕け散ったイグルーの残骸が雪に埋もれていたぜ。

ま、仕方ないな。

すぐに気を取り直して、新たなイグルー制作にとりかかる。

前回が季節風もろに受ける場所だったので今度は雪庇の風下側にする。

雪庇といっても、登山道(トレース)の西側にできたものだけどね、ここを少し掘って、雪庇を守ってもらうような感じで造ることにした。

お昼頃から造りはじめて気がついたら15時、といういつものパターン。

飲まず食わず休まずもいつものパターン。

毎度毎度、時間との勝負になるよなあ～

途中、焦って力が入りつぎてスコップが破損、柄の部分が使えなくなってしまった。

もうこうなると出入口は掘り出せない。

ま、17時までに天井まで完成できればいいだろう。

で、前回と同じで16時段階で直径50cmまで来た。

ここまでくれば・・・

とラストスパートをかけ始めた時、

やっちまった

バランス崩して、イグルーの側面にぶつかって自爆してしまった。

もはや修復する余裕なし。

この時点でギブアップし、

お疲れさんホットコーヒー飲んで一服、

下山に取り掛かる。

もはや写真撮る気にもならなかったみたい。

まーいっか！

下山は30分かからない。

17時には駐車場に戻れた。

ここでラーメンタイム。

やっと食べられるぜ

まずはお湯沸かせて、

「あっ箸がない」

ま、枝でいっか。

「あっ火が消えてる・・・」

ガス欠だ

そっか、オレはラーメン食べられない運命なんだな

仕方ない、家帰るまで耐えよう。

今回もまた飯抜きだったな・・・

17時半頃になると月と金星がいい感じで輝いて見える。

車を赤城神社に移動し、機材もって湖面まで行く。

期待したアーベンロートの色彩はいまいちだったが、そんな中でも月と金星がその存在感をアピールしてくれた。

太陽に次ぐ、2番手3番手の明るさの天体だからな。

さらにその上にも4番手の木星がある。

なんて豪華な共演だろう。

ひと通り撮影し、次のステップに移る。

簡易赤道儀を設置し自作極軸望遠鏡に北極星を合わせる。

あくまで簡易だから設置も簡単。5分もあれば完了だ。

今回は天の川でないので望遠ズームだけで撮ろうと決めていた。

レンズキットの望遠ズームなので安物だけれど、F値が暗い欠点を長い露出でカバーできる簡易赤道儀があると助かるぜ

まずはオリオン座から。ズームの最短焦点でピッタリ収まるんだ。

続いてオリオンのベルトの下の剣の部分の大星雲を長焦点で。おーやっぱ空が暗いと綺麗に撮れるな

続いて近場のおうし座。明るいのは火星。プレアデス星団も見えてる。

ではプレアデス星団をズームアップで。

さらにふたご座。上の明るい二つの星が双子の由縁たるカストルとポルックス

その隣には、かに座

中心には肉眼でもボーっと見えるプレセペ星団がある

西空には秋の星座、カシオペアとアンドロメダがあるので、今回は望遠でアンドロメダ大星雲も撮ってみた。やはり1分30秒露出かけると渦巻き状というのがほのかに分かるね。

最後にカシオペア座と上にペルセウス座の二重星団hχ

今回は望遠ズームだけで撮った。ほとんどのがソフトフィルターだ。望遠とソフトフィルターの相性がいいのか自然で効果的な仕上がりになっていた。

もっともっと撮りたかったのだが、指先が寒さで機能しなくなってしまった。

手袋も登山で濡れて凍っていたためずーっと素手で作業してたからかな！？

カイロも忘れたのが痛かったな

またがんばろ

山と雪と月と星