Seestar S30 Pro ファーストライト 〜評判に踊らされた男の静かな検証〜

2月13日、ZWO から Seestar S30 Pro が届いた。

ところが天気はいまひとつ。
さらに外へ出る気力も湧かず、箱を開けただけで数日放置…。

昨日の夕刻、星景写真を撮るついでに、ようやくテスト撮影してみることにした。



前評判は…


この S30 Pro、1月中旬あたりから世界中でレビューが出始めた。
発売直後は高評価が目立っていたものの、最近はどちらかというとネガティブ寄り。

「期待しすぎた人たちの失望」が、じわじわ反映されてきた感じだ。

かく言うオレも、その“期待に踊らされた一人”。

日本でも2月に入ってから YouTube にレビューが上がり始め、

「ライブビューにスタック結果が反映されない」

という、かなり致命的に聞こえる指摘まで出てきた。

……さて、実際どうなのか。



まずは薄明の月から。いきなり洗礼

三脚に載せて電源オン。
何も設定せず「月」をタップ。

しばらく待つと、

“Not Found”

「いや、そこからかい😩」

指示に従って広角モードに切り替えると、小さく月が見える。
それを画面中央に入れてメインへ戻す。

このあたりは半分感覚操作だったけど、なんとかクリア。
あとは“追跡”をタップして完了。

2倍ズームで何枚か撮影。
まずまず素直に写ってくれた。




薄明終了後、オリオン座の馬頭星雲に挑戦。

最初は経緯台モードで適当にやろうとしたら、英語の警告メッセージ連発で面倒に…。

赤道儀モードに切り替えて設定し直したら、一気にスムーズ(笑)

スマホのバッテリーが赤ランプ点灯していたので、スタックは10分だけ。

それでも十分楽しめる結果になった。



S30 Pro は視野が広く、面積比で S50 の約10倍。
構図をあれこれ悩まなくていいのは、かなり助かるポイントだと思う。



一番心配していた、
ライブビュー時にスタック結果が反映されない問題

これは、オレの個体ではまったく発生せず。

とりあえず「ハズレ個体」ではなかったようで、ひと安心。



次は“天の川モード”

S30 Pro の最大の売りは、広角カメラを使った

「天の川モード」

星景や星ぐるが撮れるという触れ込みだ。

これはぜひ暗い場所で試してみたい。
そのうちどこかへ遠征かな。



評判に踊らされて買った感は否めないけれど、
少なくとも現時点では「ちゃんと使える」個体。

まだファーストライト。
評価はこれから、というところだろう。