ドイツ生まれのペンギンのぬいぐるみ、ベネです。2022年の12月24日で名古屋生活が2年になりました。最初はどうなるものかと心配しましたが、今はすっかり名古屋っ子。そんなベネの一年間を振り返ります。
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昨年の10月、ベネのオーナーの夫(ベネP)の名古屋転勤の延長が決まりました。これで3年3カ月名古屋に住むことになりました。すっかり名古屋弁(尾張弁のこと)もうまくなっているはずですが、ベネPは使う相手がいないので、全くうまくなりません。ここで去年新たに加わった名古屋弁を紹介します。
1、 ご無礼します
標準語:失礼します 口語: お先にご無礼します
意味:場を去るときに残っている人に言う。若い人は使わないらしい
2、 まるっと
標準語:すべて
意味:すべてひっくるめて
3、 た(だ)れを
標準語:不明
意味:説明できない‥たまに聞くんだけど‥。独特な言い方と音程で使われる
このほかに、カギをかってみたり、ごみをほかってみたり、お金をこわしてみたり、なにかをつってみたり、典型的な名古屋弁も採取することができました。このほかにも武家言葉、下町言葉、女性言葉、男性言葉、現代名古屋語なども集まり、ベネは満足です。ちなみに三河弁の語尾「りん」については、不思議に思っているそうですが、ベネの語尾は「じゃん」が多いので、三河の人かと思われているかもしれません。
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「世界中、どこの観光地に行ってもいるのは日本人とドイツ人」と言われた時代があるそうですが、日本のどこに行ってもいるのが、愛知の人=「愛知ナンバーの車」です。
ベネの2021~2022年の滞在先は、山口、島根、鳥取、広島、岡山、兵庫、大阪、京都、奈良、福井、富山、新潟、長野、岐阜、静岡、神奈川、東京、埼玉ですが、山口県の小島に行ったとき、RVパークにいた車のナンバーは全て愛知県ナンバーでした。埼玉の片田舎で出会った車も名古屋ナンバーでした。どこにいてもいる愛知ナンバーの車。たまたま転勤とか里帰りとかあると思いますが、本当に多いです。
ここで名古屋の人の行動範囲についてのメモです。聞き取りをしたところ、名古屋人にとって、京都は日帰りで行くところ、奈良はランチに行くところだそうです。大阪は野蛮なのでユニバ以外の目的で行かないそうです。ただ、神戸や倉敷はたまに行くそうです。山梨と長野は別荘があるところ、年末に静岡に魚を買いに行き、年明けに清水にいちご狩りに行くのが恒例行事だそうです。これは複数の知人に聞いたので、確かなようです。行動範囲広いっ!
ベネは名古屋人以外と京都に行くときに「ベネはホテルに泊まらずに、家に帰るから」と言ったら、怒られました。だって、ホテルより新幹線代の方が安いんだもん。このほかに京都で朝食を食べてから名古屋市内の職場に出勤したこともあります。
もう一つ、意外だったのが、学生の進学先です。全国的によく聞くのが大学進学のときに大阪・京都や東京(首都圏)に進学するという話ですが、名古屋市内の場合、高校進学の段階から、県外にでてしまうそうです。理由は、人口に対して高校の数やバラエティが少ないからだそうです。場所は静岡、奈良、京都で、新幹線通勤や寮などさまざまな方法で通学しているとのことです。意外と教育にお金がかかると思ったベネでした。
ちなみに鹿児島の出身者に聞いたところ、他県に進学ということはないそうですが、長野県白馬村の場合、長野市、松本市を飛び越えて他県に進学ということはあるそうです。下手すれば、海外ということも!知事も市長も少子化対策より、県内のことをよく見て改善した方が良いと思ったベネでした。また、名古屋市に投書しちゃうよ。
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最後にトヨタカレンダーは確かに存在しているということと東京本社の人にとってその休みは理解できないということも記しておきます。そうだよね。ここは魔境名古屋。
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