●吉祥天(きちじょうてん / きっしょうてん)

(※画像はwikipediaから : 色調補正を施し)

密教に於ける天部十二天の一神。

インドでは大いなる幸運を意味する「マハーシューリー」と

呼ばれ、それを訳して「吉祥天」若しくは「功徳天」とする。

インド神話では「ラクシュミー」とも呼ばれる美と富と幸運の女神。

海から生まれ、ヴィシュヌ神(密教でいう那羅延天)の妻となったが、

仏教に取り入れられた際に、父は徳叉迦(とくしゃか/とくさか)

という龍王、母は鬼子母神、夫は毘沙門天(若しくは兄)とされた。

仏教の神の中で一番美しい女神とされる

また、七福神が現在の七神に定まるまで、吉祥天が弁財天

もしくは福禄寿の代わりだったときもある。

(吉祥天を取り入れ八福神とするところもある)

そのこともあり、のみならず共に福徳を与える女神であるため、

吉祥天と弁財天は しばしば混同されることもある。

 

=====================================================

 

七福神の一神に上がったくらいですので、人気のある女神様

だったようです。また、『今昔物語』・『日本霊異記』には

吉祥天を信仰し大いに御利益を得たという話もあるそう。おねがい

なにせ美と富の女神ですので、インドでもラクシュミー人気は

高く、10月から11月にかけての新月の夜に『ディワリ』という

祭りが行われるようですが、家の灯りを一晩中灯して

ラクシュミーを家に招き入れ富と幸せと家族円満を願う儀式を

行い、それが終わると家の外で爆竹を鳴らすのだとか。

その翌日はヒンドゥー教では新年にあたるそうです。

 

 

吉祥天の御利益を大いに得る方法ですが、少々難しい・・・。

左手に香炉を持って、蓮華(ハス)の花が咲いている池に入り、

蓮華の花を摘みながら真言を一万回唱えると、吉祥天が

現れて願いを叶えてくれるのだとか・・・。真顔

つまり、蓮華の花が相当たくさん咲いてないと出来ませんガーン

 

ただ、これをすると、

あらゆる災難から逃れ大富豪になれるのだとか。ラブ

 

・・・っつても、出来そうにないですね・・・。人様の池に勝手に

入れるものじゃない以前に、咲き乱れてるような池って・・・。キョロキョロ汗

 

熊本だったら「辛子レンコン」が名産なので、そういう池も

もしかしたら、あるかも知れませんが・・・えー

 

 

 

とはいえ、真言を唱えるだけでもそれなりに御利益は

頂けるのではないでしょうか。

その御利益は、

大金持ちになる」・「五穀豊穣」・「商売繁盛」・「家内安全

美しくなる」など。

 

真言は、

オン・マカシリエイ・ソワカ

 

印は人差し指と小指の先端を合わせます。

 

 

唱えて頂けている動画。

 

が、ラクシュミーのマントラも同じ効果があるはずですので、

そちらも上げておきます。