4尊目。
●釈迦如来(しゃかにょらい)
(※画像は、文化遺産オンラインから)
(東京芸術大学美術館所蔵 「釈迦如来坐像」)
北インドの部族「釈迦族」の王子として紀元前556年ごろ誕生。
名前を「ゴータマ・シッダールタ」。
母のマーヤーは、6本の牙を持つ白い象が体内に入り込む夢を見て
シッダールタを懐妊したとされる。
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誕生した際、発したとされる有名な言葉が、
『天上天下唯我独尊』
暴走族のバイクのステッカーで知った方もいたりするのでしょうか…。
妻子がありましたが、世の衆生の一切の苦しみを救済したいと欲して
出家(そのころ広まっていたバラモン教のカースト制に反対して、という
向きもあるようです)。
やがて悟りを開いて仏教の開祖となる人物(如来)です。
で、
御利益ですが、
無い・・・・。
・・・そういったものは、御座いません。
世の衆生の一切の苦しみを救わんとされたのですから、
それでいいでは無いですか!。(建前)
一応、大乗仏教が誕生してからは、
病気平癒や知恵を授けるなどが付加されたが、
元々御利益などはないようです。
強いて言うならば、
「悟りを開ける」・「煩悩が消える」
といったところでしょうか・・・。
一応、真言は
「ナウマク・サマンダボダナン・バク」
御利益はないとしながらも、その功徳を鑑みれば、
唱えれば苦しみから救って下さるかも知れませぬ。
印は色々あるっぽく、
よくわからないので今回は割愛するっす。
例によって、真言を唱えて頂けてる動画。
次回は、残念ながらマイナーな「阿閦如来」の予定。