
ジェジュン 掲載情報⇒「美ST ONLINE」にてインタビュー記事掲載!
【JAEFANS NEWS】
掲載情報⇒「美ST ONLINE」にてインタビュー記事掲載!
ジェジュンの掲載情報をお知らせ致します。
ジェジュンのインタビュー記事が「美ST ONLINE」に掲載されます!
是非ご覧ください!
配信日時 6月21日(月)07:00
「美ST ONLINE」
https://be-story.jp/article/64082
ジェジュンのインタビュー記事が「美ST ONLINE」に掲載されます!
是非ご覧ください!
配信日時 6月21日(月)07:00
「美ST ONLINE」
https://be-story.jp/article/64082
ジェジュンさん「辛かったあの頃には戻れないし、戻りたくありません」|映画に賭ける想いとは
韓国アーティストの先駆者、ジェジュンJ-JUN。彼の人生を紐とくドキュメンタリー映画『ジェジュン:オン・ザ・ロード』が7月2日から全国で公開されます。そのMV公開後、韓国と日本を繋いでリモートインタビューが行われました。
メディア向け記者会見にて、彼が語ってくれた映画に賭ける想い。そして日本のファンたちに向けたメッセージとこれからについてリポートします。
当日の会見は、ジェジュンさんの近況から始まり、映画の内容や音楽、日本のファンへのメッセージという流れで進みました。
白Tシャツに淡いベージュのジャケットというラフなスタイルで登場したジェジュンさん。相変わらずの輝くビジュアルと美肌で、画面越しにも透明感溢れる笑顔を送ってくれました。
Q.東京は今日も29℃になるなど暑くなりましたが、韓国はどうですか?
ジェジュン:わ〜、いい質問ですね(笑)。今日は何度なんだろう? 外はめちゃくちゃ暑いみたいなんですけど、実はまだ出てないんですよ。(スタッフに)今、何度ですか??気温は27度みたいです。ここは暑いんです。もしかしたら今日このジャケットが暑く見えますか? 脱いだほうがいいですか?(と、一度脱いで厚い胸板が分かるTシャツ姿に。その後、結局ジャケットを羽織っていました笑)
ジェジュン:そうですね、実は今日は朝ごはんをまだ食べてないです。アイスコーヒーを飲んだだけです(笑)。今日の撮影が終わった後に食べようかなと思っています。もともと今日は、仕事が終わったら日本人の友人がやってる食堂で家庭的な料理を食べようかな?と思っていたんです。そこのオーナーが今日ちょうどお誕生日で。70代の方なんですけど、何歳だっけかな?(笑) 韓国語を話せない方なので…僕が日本語で会話します。

Q.昨今、家で過ごす時間が増えていますが、ジェジュンさんが昔はしなかったけど、するようになった習慣はありますか?
ジェジュン:軽く運動をしています。1日2回散歩していますね。どのぐらいかな…(悩)。2万歩ぐらいは歩いてますかね〜。生活がおじさんぽくなってきましたよ(笑)。
Q.5月にファンクラブ限定でオンラインライブを開催されたそうですが、1日で4時間以上のライブだったとか。久しぶりのライブはいかがでしたか?
ジェジュン:もともと1月に行う予定のイベントだったんですけど、ファンのみなさんを4カ月以上待たせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした…。その分、久しぶりのイベントということで、すごくうれしい気持ちと、そしてまだこうやってリモートでしか会えないことが少し複雑でもありました。そういう色々な気持ちを感じながら「嬉しいんだけど悲しい」という気持ちを同時に感じて、皆さんにどうやって気持ちを伝えればいいか考えましたね…。今もこうやってインタビューできることもありがたいですが、早く皆さんと目を合わせて日本のスタイルで話したり撮影できるようになりたいですね。平凡だと思っていたことが大変になってしまって悲しいです。残念です!…とにかく会いたいですね。

Q.オンラインライブはセットも衣装も豪華でした。久しぶりに衣装に包まれた気持ちはどうでしたか?
ジェジュン:今、リモートでイベントを開催したり、撮影やラジオ出演もしています。が、1年半経ってそれにどんどん慣れてきて…そうすると、なんていうのかな。リモートだから僕の見た目に対して衣装もヘアメイクも「適当でいいんじゃないかな?」っていう気持ちになってくるんですよ(笑)。でもライブではきちんと自己管理して、いいものを作って、いい笑顔で皆さんを迎えることが大事だと思って頑張りました!(きっぱり)
Q.今回の映画『ジェジュン:オン・ザ・ロード』の監督は、日本でも大ヒットした『私の頭の中の消しゴム』を手掛けたイ・ジェハン監督です。彼と作業した感想をお聞かせください。

ジェジュン:イ・ジェハン監督とは、今回の撮影のずっと前から友達として付き合ってきたんですけど…今までは本当に友達関係で距離が近いと思っていたんです。でも映画の撮影でいろんな質問をされて、今までお互い100だとしたら20ぐらいしか知らなかったんだって気づきました。そこまで深く話したことがなかったことにもびっくりしました。18年間芸能活動をしてきて、マスコミ関係の方々も知らない、ファンの方々にも話したことがないことばかり監督に質問されました(苦笑)。答えるのが怖かった質問も、監督が自然な会話に引っ張るから思わず答えてしまいました(笑)。そこが彼の魅力でもあるんだなと改めて思いましたね。
ジェジュン:映画をご覧になった方は編集された一部の映像だけを観ると思いますが、NGになった映像以外の部分がたくさんあるんですよ〜!それがどうしてNGになったのか僕もよくわからないんですよね(笑)。公開される、家族のことや、僕が子供の頃にどう育ってきたかとか、そういう素直な話もありました。それだけを見てもファンの方もびっくりすると思うんですよ。どこまで公開されるのかな〜? 実はまだ最終版を観ていないんです。だから、どこまで伝えようとした話が公開されるのかな?と思っています。正直、一回は観れるけど…二回目は恥ずかしすぎて観られないと思っています!ここまで言っちゃったのか〜というシーンもあります(笑)。
監督とは今まで飲み会で会うことが多かったんですけど、人って飲むといろんな話をするじゃないですか。僕の会話を本当に真面目に、深く考えて質問してくれたことに感謝しています。

ジェジュン:そうですね、(恩師の)先生とすごく久しぶりに共演できて、本当に久しぶりだったから、先生の顔を見た瞬間…いや〜本当にすごく胸が熱くなりました…。あの時もすごく感激しました。あとはチャン・グンソクくんの最後のインタビューも知らなかったから、グンちゃんのインタビューを観た瞬間びっくりしました!(笑)
食事をするシーンが2回出てくるんですが、軍人の時の仲間とか最近仲良くしている芸能界の後輩とか、今まで映像を通して皆さんに見せた事がなかったので、友達を紹介できることは嬉しく思いましたね。カメラが目の前にあるので、カメラの前のみんなの姿が見られるのも楽しかったです(笑)。どこまで素直な姿を見せてくれるかが面白かったし、言ったらいけない話をして困る事もありましたが(笑)、すごく楽しかったです。
最近はお店より、家でのご飯会が多くなってきたので…撮影という感覚はあまりなかったんですが、後輩の2人がカメラを意識しすぎるので、どうすればいいんだろう〜と思ってました(笑)。最終的にみんなカメラに慣れて、楽しく撮影ができたのでよかったです。
ジェジュン:そうですね、そこは実際見ると古くて小さな橋なんです。造られてもう100年以上経っている橋で子供の頃からの思い出の場所でもあります。狭い街なのでやることがなくて、橋の下にある川で遊んだりした場所です。その時は橋や川が大きく感じて、大人になって行ってみたら「こんなに小さかったっけ?」という印象でした。自分の車で運転して橋の上を通るってすごいなと思いましたね。小学生の頃、自転車で橋を通った時に、50歳ぐらいのおじさんに「お前ら若くていいな〜、本当に。うらやましいな」って言われた事があるんですよ。撮影で、ちょうど小学生ぐらいの子供たちが歩いていて全く同じ気持ちを感じました(笑)。あ〜、おじさんの気持ちがわかった!僕もこれ以上大人になりたくないな!って思いました(笑)。
Q大きなカメラを持つ監督を笑顔で呼ぶシーンが公開されていますが、このシーンの時はどんな気持ちでしたか?

ジェジュン:その場所は、裸の自分で、周りの環境や物事をまったく気にせず、自由を感じられる場所なんです。だから、その場所で自由な感じを出したいと監督にお願いしました。自分だけが知っている秘密の場所を自慢したい気持ちでした。その映像を見ましたがすごくきれいな映像で…行ってよかったなと思います。その場所って、近くに恐竜博物館があるんですけど、そこまで行ったらトイレがそこしかないんです(笑)。だからその場所に行く時に恐竜博物館にも行くっていうのはセットになってます。工場地帯なんですが、そこだけが自然のままで…そこに行くと癒されるいい場所です。
Q.映画の主題歌『We’re』ジャパニーズバージョンが聴けて、映画の本編では韓国語バージョンが聴けます。曲の紹介をお願いします。
ジェジュン:この映画のサウンドトラックのアルバムを出す話になってから作った曲なんです。「普段、曲はどうやって作っているの?」という監督からの質問で、その時にキーボードで弾いていたコードを使って作った曲なんです。キーボードを触ってたシーンは映画の一部になっていると思うんですが、撮影をする時の色々な感情を思い出しながら歌詞を書きました。寂しい時も悲しい時もたくさんあるけど、周りの友達、応援してくれるみなさん、家族、大切な人がいるからこそ…僕はするんだ、やるしかないんだという感情を込めた歌です。
ジェジュン:僕の人生の中で大きな事件が起きてしまったと思いました。初めてお会いしたんですが…『復活(ブファル/부활/BOOHWAL)』は日本のバンドで例えると『X JAPAN』のような国民的な人気バンドで、一緒に音楽の作業をさせてもらえただけでも光栄だという存在なんです。なので曲をいただいてすごくびっくりしました。レコーディングの時も直接スタジオまで来てくださって光栄でしたし、HYDEさんに曲をいただいた時と同じような感情でした。すごく大きな存在の方からいただいた曲だから、その分ちゃんと歌わないと!と、レコーディング前は緊張しました。
ジェジュン:いかがでしたか?皆さん(笑)。僕は自分のことはなんとも言えないんですよ。韓国語になっているじゃないですか。曲だけを聞いて皆さんどう思ってくれたんでしょうか。(インタビュアーから感情の高まりを感じる素敵な曲でした、と言われ)ありがとうございます(照)。


ジェジュン:歳を重ねると、過去のことを振り返ったときに「すごく大変だったな、辛かったな」ということが思い出されます。大変なことは今でもありますし、これからも乗り越えないといけない壁があります。ですが「今が一番幸せなんじゃないかな」と思える結果になるよう繰り返し願っています。過去に戻れるんだったらどうするか、と言われたとしても「その時には戻りたくない」と、僕は強く思います。
大変だった、辛かった過去を乗り越えてここまで来たので、今よりさらに幸せな自分の未来を切り開くために、もっとポジティブにもっといろんなことを努力して乗り越えていきたいです。
ジェジュン:え!?僕がですか??太ったんですよ!(笑)3キロ太りました!どんどん体質が変わってくるんですね。前は2日ダイエットするとシュッと痩せたんですけど…今は全然痩せませんよ(泣)
ジェジュン:皆さんに会いたいです!本当に!!いつも映像を通してお会いする時、「まだ僕のことを知らない方々に知ってもらうと嬉しい」というメッセージを伝えていました。この映画が縁で、たくさんの方に挨拶ができたり、今日こうやってインタビューで集まって下さった方にも感謝しています。今回、ドキュメンタリー映画なので、僕を知らない人が見てどう感じていただけるのか、よくわからないのですが…正直に言うと、皆さんの前で裸になった気分なんです。でも、本人も恥ずかしがる内容だけど、キレイな映像を作ってくれた監督のおかげですごくいい映画が完成したと思います。皆さん、観てくださると嬉しいです。
劇中では、彼がステージで見せるアーティストの姿ではなく、1人の青年としての思い出や夢、悩み、家族などについて、飾らずに語る姿が印象的でした。正直「ここまで話してもいいんだ」と驚くような内容も。
でもそこには人生がそう簡単ではないこと、どんなに成功して見える人でも、その陰には苦悩があって想像もつかないような努力があったことを教えてくれます。
孤独を好み、孤独に耐える姿を見せてくれたジェジュンさんからは、ただただ「人間らしさ」がにじみ出て…今、まさに道に迷っている人の背中をそっと押してくれるような、ステキな映画です。

■出演:ジェジュン、チャン・グンソク(友情出演)他
■監督:イ・ジェハン(『私の頭の中の消しゴム』『サヨナライツカ』)
■音楽:パク・ソンイル(『梨泰院クラス』)
■上映時間:113分(予定)
■レイティング:G
■配給:ローソンエンタテインメント
■コピーライト:©STORY WORKS
■本編スペック:2021/韓国/カラー/シネスコ/2ch/113分
■公式HP:http://lwp.jp/jor/
■映画公式Twitter:@jj_otr_JP
■予告編映像
TV LIFE
ジェジュン インタビュー「ここまで言ってしまったか…と後悔したシーンもあります」映画「ジェジュン:オン・ザ・ロード」公開
日韓で活躍するジェジュンさんが、これまでの人生を辿りながら自分自身を探っていくドキュメンタリー映画「ジェジュン:オン・ザ・ロード」が7月2日(金)より全国ロードショー。映画「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督がメガホンを取り、アーティストを超えた1人の人間としてのジェジュンさんの等身大の姿を映し出した作品となっている。公開に先駆けて韓国・ソウルにいるジェジュンさんとリモートでつなぎ、インタビューを敢行。爽やかなジャケット姿で登場するや、「こちらの気温は27℃でとても暑いです。ジャケットが暑そうに見えないかな。脱いだほうがいいかな~」とおちゃめな笑顔を見せながら、映画の見どころをたっぷりと語ってくれました。
◆イ・ジェハン監督との作業はいかがでしたか?
監督とは以前からの友人なんです。お互い深く知っている関係だと思っていたのですが、映画を撮りながら監督からいろいろな質問を受けているうちに、案外お互いについて知らなかったんだなと思いました。100%のうち20%ぐらいしか自分のことを話してなかったんだなとびっくりしましたし、意外な質問をされて戸惑いもありました。マスコミの皆さんにもファンの方にも話していないようなことを質問されたときは、答えるのがちょっと怖かったですね(笑)。そんなふうに自然な会話に引っ張ってくれる才能がある方だなと感じました。
◆どんな雰囲気の撮影でしたか?
お酒が入ると自然と深い話になるので、監督とは飲みながら話をすることが多かったんです。実はカットされた映像の中でも、家族や生い立ちについてとか、ファンの皆さんが聞いたら驚くようなことをたくさん話していて。それぐらい自然に話を引き出してくださいました。実は僕、まだ最終版を見ていなくて。どこまで編集されているのか、どう公開されるのか楽しみなんです。でも恥ずかしいから、2度は見られないですね。「ここまで言ってしまったか!」と後悔したシーンもあります(笑)。
◆映画の一番の見どころは?
1つを挙げるのは難しいな~。でも、挙げるなら中学生時代の担任の先生にお会いするシーンですかね。会いに行く途中で子供のころの話をたくさんするのですが、その会話の中にいろんな感動があるし、僕の考えも分かっていただけると思います。もちろんきれいな映像もポイントですね。
◆映画の中でいろいろな人たちとの交流が描かれていますね。
中学の担任の先生とは、すごく久しぶりにお会いできてうれしかったです。久しぶりすぎて、先生の顔を見た瞬間、やっぱり年をとられたなって思いました(笑)。あと映画を見てびっくりしたのはグンちゃんです。チャン・グンソク君のインタビューが流れるのですが、全然知らされていなかったので驚きました。
◆友人たちと食事をするシーンも多かったです。
兵役時代の仲間たちや、仲良くしている芸能界の後輩たちと食事をする場面があります。これまでそういった姿をお見せする機会があまりなかったし、映像を通じて親しい友人を紹介できたのはよかったですね。そして、カメラの前の友人たちの姿を見るのがすごく面白かったです(笑)。どこまで自然に話せるかなと思ったのですが、意外とみんな緊張してなくて。いや、むしろ普段の食事会よりも危険な話が飛び出して困ったこともありました(笑)。
◆後輩の方々と食事会をした場所はジェジュンさんのご自宅ですか?
そうです。なので僕自身は撮影っていう感じはあまりなかったけど、後輩2人はカメラを意識してしまって。最初はどうしたものかと思ったんですが(笑)、幸い早く慣れて自然な会話になってよかったです。
◆映画の予告ではジェジュンさんが白い車を運転しながら橋を渡るシーンが公開されていますが、ジェジュンさんにどんなゆかりがある場所ですか?
造られて100年ぐらいたつ古い橋で、僕の子供のころの思い出の場所なんです。狭い町だったのでやることがなくて、橋の下の川で遊んだ思い出があります。当時は橋や川が大きく感じられたのに、撮影で行ってみたら「こんな小さかったっけ? 僕のほうが大きくなったのかな」って思ったり、自分の運転でその橋の上を走るのが不思議でした。小学生のころに自転車で橋を渡っていたら、50歳ぐらいの男性に「おまえは若くていいな。うらやましいよ」って声をかけられたことがあって。今回、橋の上を歩いている子供たちを見ながら僕もまったく同じ気持ちになりました(笑)。
◆映画のポスターにもなっている草原のシーンは、大きなカメラを持つイ・ジェハン監督をジェジュンさんが笑顔で手招きするシーンが印象的でした。その時はどんな気持ちでしたか?
裸になって全てを解放できるような、自由を感じられる場所なので、自分だけが知ってる場所を親しい友達に早く自慢したいという気持ちでした。映像もとてもきれいに撮れたので、来てよかったなと思いました。
◆撮影時のエピソードはありますか?
近くに恐竜博物館があって。工場地帯みたいな場所でトイレがないので、恐竜に興味があるわけではないのに博物館に入りました(笑)。
◆ご自身が手掛けた映画の主題歌「We’re」の曲紹介をお願いします。
映画のサウンドトラックを出すことが決まってから作業した曲です。曲を先に作って、映画を撮りながら感じたことを思い出しながら歌詞を書きました。寂しい時、悲しい時はたくさんあるけど、周りの人たちや遠くから応援してくれるファンの皆さん、家族という大切な存在がいるからこそ、僕は寂しくない、悲しくないという感情を込めました。
◆挿入歌「Rain, Tomorrow」は、もともと「私の頭の中の消しゴム」の挿入歌であり、韓国のバンド“復活(プファル)”のボーカルのキム・テウォンさんが歌った曲をジェジュンさんがカバーした曲。歌ってみていかがでしたか?
「また僕の人生の中で大きな事件が起きてしまった!!」という感じでした。キム・テウォンさんとは初めてお会いしましたが、復活(プファル)は日本のX JAPANのような国民的なバンドなんです。だから一緒に音楽の作業をしていただけただけで光栄ですし、レコーディングの時にもわざわざ来てくださったんですよ。以前、HYDEさんから曲を頂いた時もそうでしたが、大きな存在の方から頂いた曲だから、ちゃんと歌わなくてはいけないってプレッシャーで。レコーディングの前からすごく緊張しました。
◆現在、この状況下で映画業界が苦境に立たされていますが、どうお考えですか?
今のタイミングでこの映画を公開するのが正しいのかなとも考えました。映画をご覧になってくださる皆さんの健康を第一に考えたら、映画館に足を運ばなくてもいいよっていうことになるんですけど、映画関係者の方々のことを考えたら成果も出さなくてはいけないですよね。いい結果を残せてこそ、また次の作品を作ることができるので。できたら安全な距離を取って、足を運んでいただきたいです。
◆この映画は、ジェジュンさんと会えるのを待っている日本のファンへの大きなプレゼントになりますね。
僕のことをよく知ってくださっているファンの方々でも、この映画を見たらジェジュンという人に対しての印象や考え方が変わってくるのではないかと思います。僕自身の欲を言えば、“もっとこの人を応援したくなる”という気持ちになっていただけたら本当にありがたいですね。
◆話は変わりますが、おうち時間が増えた中で新しくできた習慣はありますか?
最近、よく散歩をしています。2万歩ぐらい歩きます。習慣がおじさんっぽくなってきましたね(笑)。
◆5月にはファンクラブ限定のオンラインライブを開催されました。1日2公演で合計4時間ものライブでしたが、久しぶりのステージはいかがでしたか?
もともとは1月に予定していたイベントなので、ファンの皆さんを4か月も待たせてしまったのが非常に申し訳なかったです。久しぶりでうれしかったいっぽうで、リモートでしか会うことができないのが悔しくて。うれしいながらも悲しい気持ちを感じて、その気持ちをどう伝えたらいいのか本当に複雑な気持ちでした。残念です。早く直接会いたいです!!
◆セットや衣装も凝っていました。
いろんなイベントや「POP★A」というラジオなどをリモートでやらせていただいているのですが、正直言うと、だんだん慣れてきて「リモートだからヘアメイクとかも少し適当でいいんじゃないの?」って感じになってくるんですよ(笑)。でもこんな時だからこそ逆にきちんと自己管理をして、いいものを作って、いい笑顔で皆さんにお会いすることが大切じゃないかと思って一生懸命に準備をしました。
◆最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
皆さん、本当に会いたいですね!! いつも映像を通じてごあいさつをする時に「まだ僕を知らない方々にも見ていただきたいです」というメッセージを伝えてきましたが、映画をきっかけにたくさんの皆さんとお会いできるのがうれしいです。ドキュメンタリー映画なので、どんなことを感じていただけるのか分からないし、僕としては皆さんの前で裸になるぐらい恥ずかしいのですが…。イ・ジェハン監督がすてきな映像にしてくださっているので、ぜひ多くの方に見ていただけたらうれしいです。
PROFILE
ジェジュン
●1986年1月26日生まれ。ソウル出身。O型。シンガー・ソングライター、俳優としてマルチに活躍。18年より日本での活動を本格化。3月31日にリリースした「BREAKING DAWN(Japanese Ver.)Produced by HYDE」は、初週3.8万枚を売り上げ、4月6日発表の最新「オリコン週間シングルランキング」で初登場1位を獲得。映画「J-JUN ON THE ROAD」オリジナル・サウンドトラックが6月30日(水)にリリースされる。
作品紹介
ジェジュン:オン・ザ・ロード(原題:「ON THE ROAD an artist’s journey」)
2021年7月2日(金)東京・ユナイテッド・シネマ豊洲、新宿ピカデリー ほか全国公開
日本、韓国で活躍するアーティスト、ジェジュン。これまでの彼の人生を辿りながら、その神髄に迫るドキュメンタリー映画。ステージで見せるアーティストの姿ではなく、一人の青年としての悩みや価値観、夢、そして音楽活動における思いを包み隠さず明かす姿が映し出される。監督は、映画「私の頭の中の消しゴム」「サヨナライツカ」で知られる奇才、イ・ジェハン。日本でも大きな話題となった韓国ドラマ『梨泰院クラス』を手掛けたパク・ソンイルが音楽を手掛けている。
●text/安部裕子