「実は母親の私が鬱病で昼夜逆転の生活になってしまいがちなんですが、息子にもその影響が出ているのか学校で授業中居眠りばかりしていると担任の先生から言われまして、、、睡眠不足のせいかイライラしやすくて落ち着きもないと、、、」
先生「何、睡眠薬が欲しいの?いま何歳だっけ?」
「11歳です。」
「何時に寝てるの?」
息子「12時・・頃かな・・?」
「で、何時に起きるの?」 「7時・・10分頃です。」
「毎晩6~7時間寝ているのなら不眠症でも昼夜逆転でもありませんよ。夜寝ていても昼間も寝てしまうという病気も、あることはありますが・・・。」
(ナルコレプシーですよね、)と心の中で相槌を打つ。
「私から見てこの子は普通ですよ。まだ小学生のうちから変な薬飲ませたくないんだけど。」
私「でも、ほぼ毎日居眠りしているそうで・・・」
先生「私も学生のころはよく居眠りしてましたよ。」
「でも、担任の先生が言うには・・・」
「ちょっと待って下さい、お母さん。先生がどうの、お母さんがどうのではなくて、この子はどうなんですか?この子自身が授業中眠くて困っているんですか?」
息子「いや・・ボク・・はべつ・・に・・?」首を傾げる息子。
先生「じゃあ誰が困るの?担任の先生?それともお母さん?」
私「・・・クラスのみんなに迷惑が・・・」
「寝ているなら静かでいいんじゃないの?」
「ぐっ・・・(それもそうだよな・・・)」
ここに至って、あれなんで私はここに来たんだっけ?という奇妙な感覚に襲われる。不条理マンガの登場人物のようだ、息子も私も先生も。この診察室にいる3人を俯瞰で見る構図を思い浮かべると、なんだか背中がムズムズするような、笑い出したくなるような、ミョ~にくすぐったいヘンな感じ・・・ハッいかんいかん、不謹慎じゃ、こんな考え。
「・・あのう、クラスの子とケンカして、怪我させたりしちゃうんです。」
「え?それは駄目だよ。あのね、自分がやったことはあとで必ず自分に降りかかってくるからね。」
息子の顔を覗き込んで諭してくれる先生。
「お母さん、イライラするなら漢方薬がいいですよ。かなり苦いけど飲めるかな?」
「錠剤だったら飲めますけど、粉薬は無理です。。。」
「え~?飲めるでしょう?何かに混ぜてもいいし・・・」 絶対、無理です。無理なんです、吐いちゃうんです。
「う~ん困ったな、何かいい薬無いかな、、、じゃあ、夕食後に一錠だけ飲むように薬出しておくからね。あと一応、睡眠薬も処方しておくけど、寝る前に一錠の半分だけでいいからね。どちらもごく弱い薬だけど。」
それから、一応カウンセリングの案内の用紙も貰いました。こちらは完全予約制で、専門の臨床心理士が担当するそうです。料金は50分4500円、25分3000円。かなり安い方だと思います。
けれども、私も以前一度だけカウンセリング受けたことがあるのですが、はっきり言ってお金のムダ。
カウンセラーとの相性もあるでしょうが、どうしても効果があるかどうかには懐疑的になってしまいます。
診察と支払いを終えて隣の薬局に向かう途中、今度は不意に泣きたくなってしまいました。
なんだか情緒不安定です、、、、、、、
