前回の記事を見て、「そもそもこの家族が京都へ行く必然性はあるのか?」と、
疑問に思った方もいるのでは・・・。
しかし、今回の旅行のメインは実は2日めの舞鶴引揚記念館なのだ。
ある本にこの記念館のことが紹介されており、息子に見せたら彼も「行きたい!」となった。
私と息子の意見が一致するのは珍しく、夫がそれに乗った形だ。
もともと地理に弱い私だが、太平洋戦争後シベリアに抑留され強制労働させられていた方々が日本に引き揚げてこられたとき、漠然と北海道の港に船が帰って来たのだろうと思い込んでいたのだ。無知ですね(*_*)
舞鶴港だったのですね・・・
そして、夫が記念館のホームページを調べてくれた。
しかし、それを見て・・ちょっとだけイヤな予感が・・・
要するに、なんというか・・・ホームページを見ただけで、行った気になれてしまうと言えばいいか・・・
・・平たく言ってしまえば、「この施設、かなりショボいんちゃう?」と感じたわけです。 不謹慎ですが・・・。
しかし息子は 「行ってみたい」 というので、決めたわけなのです。
さて、2日目の朝。前日寝る前には6時に起きて清水寺に行ってこようか、などと話していたのですが、朝が弱い私たちにはやっぱり無理で、11時ギリギリにホテルをチェックアウト。ダメダメですね。
夫はビックカメラがオープニングセールをやってるからそっちに行こうかなと言っていたのですが、それこそなんのために京都くんだりまで来たのかわからないだろーが!
息子と私の2人だけでたどり着ける自信もないので、一緒に来てくれるようお願いしました。
東舞鶴に行くには京都発11:24で途中綾部乗換え。乗り場がわからず、駅の警備員さんみたいな人に聞いて、発車ぎりぎりに列車に乗り込む。一時間半以上かけて東舞鶴駅へ到着するも、そこから記念館までのバスが出るのは40分後だ。
バスの本数が極端に少ない。周りを見渡しても、店らしきものも無い。
タクシーは数台客待ちをしてるが、昨日のことを思うと乗る気にはなれず、バスを待つことに。
そして、やっと来たバスに乗り、20分くらい経ったろうか。あれあれ、なんだかさっき見たような景色が再び・・・
ええッ、このバス循環やんけ!!!Σ(゚д゚;) そんなこと、どこにも書いてないやんけ!!
だいたい停まる場所が番号と違うじゃん!
「このバス引揚げ記念館行かないんですか?」
すると仏頂面をした運転手がひとこと、 「行きません。」
ヽ(`Д´)ノムキー
なんだよ、なんだよそれぇ・・・
激しく気分を害しながらも、仕方なくタクシーに乗ることに。
夫と2人でタクシーの運転手さんにひとしきりバスの悪口を言ってしまう。
「さっきからどこに行くのかなーと思って見てたんだけど・・・」と言われ、ちょっとハズカシー。
人も車もまばらな道を走り、千六百円ほどで記念館に到着。
すかさず帰りのバス時間を確かめると、さらに本数が少なく、滞在できるのは40分くらいだ。タクシーの運転手さんは、全館見て回っても30分もかからないと言っていたが・・・
入場料は一般300円、学生150円。安い。
引揚げ者が家族と再会し抱き合う写真、せっかく担架に乗せられ日本の土に降り立ったのに息を引き取ってしまう写真など、胸が詰まる。そのほか当時の新聞記事や、捕虜が身に着けていた外套、木の皮に綴られた日記、手作りの麻雀パイ、収容所での食事を模したもの(量は本当にほんのちょっぴり・・・)等々の展示が。
そして、息子が見たがっていた実物大の捕虜の人形。
紹介記事が載っていた本には動きながら会話をすると書いてあったのだが、音声が低く何を言っているのかほとんど聞きとれない。息子と一緒に人形にぴったりくっつきながら聞いても、
「・・・・の・・・・が・・・・・・に行ったまま帰ってこない・・・・」などとボソボソと聞こえるのみ。
「あれじゃあ聞こえません!もっと音声を上げてください!」 職員の方にお願いします・・・
慌しく記念館を後にしバスで駅に戻り、列車の時間まで少し間があったので駅の食堂に入る。
うどんとそばしか選択肢が無い。
昨日そば食ったしな~と思いつつ天ぷらうどんを頼む。夫と息子は冷やしそばにしたのだが、なんと氷水の上にそばがのっている。具は無し。そばよりも氷のほうが多いような・・・・
ともかく食事を終え、再び列車を乗り継ぎ京都駅に戻る。
最後に清水寺に行っておかなくては。
清水寺は姉が高校の修学旅行で行っており、「清水の舞台から下を見ると足がすくんですごく怖いんだよ!」と聞いていたのでぜひとも行ってみたかったのだ。
昨日通った坂をおなじように登る。けっこう足にくる。
ところが、確かに舞台は高いけれども、ちっとも怖くないよ??
・・・そういえば、うちのお姉さまは高所恐怖症でしたっけ・・?
むかし一緒に観覧車に乗ったとき、絶対に下を見ようとしなかったな・・・
ちぇ~
あと、清めの水っていうの?飲んだけど、すごくぬるかった。
それから息子がおみくじ引いたら、なんと凶!次にパパが引くとまたもや凶。 うう・・胸くそ悪りぃ。
私は凹むから、引くもんかい!
時間いっぱいの6時半まで散策し、坂道下ってバス停へ。
バスが乗客で満員で乗れず、2台見送る。もう、今日の夕食も駅ビルで食べるしかない。
つーか、メシ喰う時間あるかな?お土産もまだ買ってないのに・・・また駅弁はいやだしな。
結局駅地下のとんかつ屋に入り、注文を決めてから私だけダッシュでお土産屋に。迷いつつもなんとか選び、急いでとんかつ屋に戻ると、もう2人とも半分食べ終えかかっている。
私も急いで食べ、ご飯おかわりまでしちゃったもんね。
帰りの新幹線は京都発20:39。間に合ってよかった・・・![]()
しかし、ここから家までが果てしないほど長く感じた。もう当分旅行はいいです。。。