ときどき相談業の方にから営業メッセージのようなものをいただく事があるのですが、ちょっと、違和感を感じる時があります。
初対面の人に、非常に困っている事を、そんなに簡単に相談できるものではありません。
被災地で、心理療法系の勉強をした人が「相談に乗ります」みたいな事で、訪問してとても迷惑がられた事を思い出しました。
極端な話を言うと、被災地の避難所で「カウンセラーお断り」と貼り紙が出た所も、あったくらいです。
無料のボランティアにしても、変です。被災している人の生活の直接のお手伝いをして、信頼関係ができてから、始めて相談しようという気持ちになると思うのです。
根の浅い問題なら、ちょっとしたアドバイスで解決することもあるかもしれません。
でも、そうじゃない人もいます。そうじゃない人の相談に乗るのは、相当な忍耐力と力量が必要です。
自分で、どのくらいの事ができて、どのくらいの事ができないか。自分の力量がわかっていますか。
自分はプロだと自負があるなら、自分の力量では無理な場合でも、投げ出さないで、ちゃんと、もっと適切な専門家との橋渡しをする必要がある場合の事とか、考えていますか。
中には、「弱ってる奴をちょっと引っ掛けてお金儲けしてやろう」という人もいるかもしれない。
でも、そんな人ばっかりじゃないと思うのです。
人を助けたい、役に立ちたいと思ってる人が多いのではないかと思います。
フリーランスの相談関係で生計を立てるのは、とても大変だと思います。
真面目に、こんな事を伝える私も、アホなのかもしれませんが、
もし、人の役にたちたいと思っているのなら、
そういう事も考えていただけたら幸いです。
m(_ _*)m