アトピー性皮膚炎でビタミンⅮが良いと言われる話が昔からありました。

私がステロイドを塗っていた時から、なぜだか分からないけどビタミンDと摂ると改善したという話を聞いています。

ただ、改善するけど治りきらないのです。

 

PHARMANEXブランドのサプリメントは単品の成分というのはないのでビタミンDのサプリメントはないんです。

栄養分の相互作用等考えて作られているので単品成分のサプリメントを使うよりよいのですが、お勧めしにくいのでいくつか提案できるのがこちらです。

 

まずは「Life Pak TABLET」

こちらはビタミンDが10μg入っています。

基本の最低限のサプリメントだと思っていただければいいです。

 

続いて「Life Pak Nano+」

これはビタミンDが20μg入っています。

他にもαリポ酸や抗酸化ポリフェノールが入っているので初期の頃にしっかり栄養を摂って改善したい人にはお勧めです。

 

他にはこちら「YOUTHSPAN R」

こちらは25μgです。

このサプリメントのうたい文句は「知的健康」「美的健康」です。

脳や見た目のアンチエイジング向けで、アトピー性皮膚炎や化学物質過敏症に良いサプリメントです。

αリポ酸やスタキサンチンなどの抗酸化ポリフェノール、ミトコンドリアに良いコエンザイムQ10、ω油が入っています。

「Life Pak TABLET」や「Life Pak Nano+」に追加するサプリメントという使い方が良いでしょう。

 

さて、アトピー性皮膚炎にビタミンDがなぜ良いのかという話ですが、これは化学物質過敏症にも良い理由なのでいくつかお話します。

 

一つは、ビタミンDがアトピー性皮膚炎に良い理由は体内で作られる皮膚の抗菌たんぱく質の分泌に関係するからです。

アトピー性皮膚炎患者の皮膚を調べると皮膚の細菌の状態が良くないそうです。

その理由の一つが皮膚の抗菌たんぱく質が少ない為だろうと言われています。

だからアトピー性皮膚炎患者がビタミンDを摂ると改善するのでしょう。

 

もう一つは、皮膚や腸の粘膜の強さに影響するからです。

冬に風邪をひきやすい、冬にアトピー性皮膚炎が悪化するという理由はここにあるようです。

主人が化学物質過敏症だった頃、冬に風邪で1カ月ぐらい寝込んだりしていた理由なのでしょう。

副鼻腔や腸の粘膜の丈夫さに影響するからですね。

ビタミンDが少ない人の腸は絨毛が薄くなるようです。

しかも、さらに重要な問題なのですが腸の粘膜のタイトジャンクションが脆くなるのです。

腸の粘膜のタイトジャンクションとは腸の粘膜の細胞同士を強固につなげているものです。

これが脆くなって穴が開くとリーキーガットになっていきます。

アトピー性皮膚炎患者でアレルギーマーチと呼ばれる症状(食べ物へのアレルギー)などは、この腸に穴が開くから起きる問題でしょう。

化学物質過敏症の視点でいえば、腸に穴がくという事は経口で入ってくる毒物が腸で防がれず直接に体内へ流れて肝臓に負担がかかるので悪化するのです。リーキーガットのカンジタの毒素も直接肝臓に届くので余計に負担になります。

これは膠原病のSLEなども同じです。あれらは血中のたんぱく質が大きくて反応しているそうです。

 

他にもこの問題は炎症の問題を引き起こします。

だから炎症体質のアトピー性皮膚炎や化学物質過敏症の患者にとってより負担になるのです。

これらの理由で主人は電磁波過敏症にも良いと考えているようです。

 

 

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