今週末はヌードレストラン! | NUDE RESTAURANT

NUDE RESTAURANT

NUDE RESTAURANTはノーザンソウル、R&B、ジャンプブルース、ロカビリー、ジャズ、ファンク、モダンソウル等、50〜70年代の音楽がかかるDJイベントです。毎月最終土曜日神戸・元町 JamJamにて OPEN 19:30 〜 CLOSE 23:30。

今週末はヌードレストラン!

毎月がスペシャル!をモットーにお送りしておりますヌードレストランですが、今月も素晴らしいゲストをお迎えしてお届け致します!

ガレージパンク界の名伯楽、正にプロフェッサーの称号が相応しい関口 弘氏をお招き致します!
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80年代末より音楽ライターとして、"Doll"等の音楽誌でのコラムや、幾多に上るCDライナーノーツの執筆など、数々の媒体で活躍して来られた氏のお名前はかねてより存じておりました。

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そして氏がガレージパンクの歴史、魅力を余すところなく網羅した決定版的ガイドブック"GRAGE PUNK"を著された事は周知のことでしょう。
モッズシーンとも縁の深いガレージパンクシーンですが、不勉強なワタクシは本当に門外漢でありまして、シーンの先輩であるキングジョー氏を始めとする方々により、ガレージパンクの存在を知りました。

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高校生の頃に今は無き、神戸南京町のレコードショップ"Kinky Music"(もしかしたらロックンロール•エイズだったかもしれません)でジャケットに記された"MODS"という言葉に惹かれて、購入した"Pebbles"。
この時にはガレージパンクというジャンルの存在も知らなかった事を記憶しています。

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件のキングジョー氏が編集された"SOFT HELL!"や臨時増刊、"うわさのガレージパンクチャンネル"の執筆陣等で、関口氏のお名前は拝見しておりました。

90年代よりDJ活動も開始され、2006年に自身のイベント"SWANK"を立ち上げる一方、各国のガレージ/60'sシーンの要人達との交流を通じてシーンに多大なる影響を与えて来られた関口氏。

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キングジョー氏や氏の盟友、北海道"Hidden Chams"のカズさんと関口氏との師弟関係も有名なところでしょう。そして、そのカズさんの愛弟子である"Teenage Babylon"コネクション、現"Twist&Shout"クルーのモモちゃんやオカちゃんを通じて、関口氏のお話はよく伺っておりました。

近年は新たに"下北ナイトトレイン"をオーガナイズ、東京のヴィンテージミュージックシーンの活性化を担い、また自身のウェブショップ"Frathoprecords "を運営するなど、国内外に留まらず精力的に活動を続ける関口氏!

中々お会いする機会が無かった氏と
始めてお会いしたのは一昨年のこと。
玉井さん率いる"Stormer&Stolen Hearts"のリリースパーティーにお招き頂いた際に、イズミより紹介を受けた時でした。

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優しい語り口で、我々の噂を聞いていたという嬉しいお言葉を頂戴しました。そして、その後のフロアでの笑顔いっぱいにリズムを刻み、楽しみ尽くす様に踊る姿は、こちらまでハッピーな気持ちにさせてくれました!

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その後再会したのは、昨年末のヌードレストランオールナイターに氏が正にサプライズ来場して下さった時でした。
この時は存じ上げなかったのですが、先日オープンされた氏が店長を務めるヴィンテージ雑貨&レコードショップ渋谷"MOJA Trading"の準備が着々と進行していたようで、"春になると、バタバタして中々自由に動けそうもないから、今日やって来たよ!"と駆けつけてくれたのでした!

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自ら赴き、自身の耳と目でその空間を体感しようとする氏の探究心と、ポジティブマインドに大変感銘を受けました。
そしてそのお忙しい中、今回満を時しての来神!ヌードレストラン初出演の運びとなりました!

Blues/R&B/Doo Wopといった荒削りな黒人音楽と、Garage Punk/Surf/Tittyshakerといった氏の真骨頂とも言える楽曲群を操り、繰り広げられる氏のプレイは、我々ヌードクルーも楽しみでなりません!

その関口氏から、ヌードレストラン出演に際しましての素晴らしい文章を送って頂きました!

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"10年くらい昔の状況を思い浮かべてみよう。ハッキリ申すが、ノーザン・ソウルという音楽ジャンルには興味も関心もなかった。ソウルは聴いていたけど、R&Bと同質の粗いサウンドを好むゆえに、評点が全く違う。逆にいえばヌードの面々も「日本に本物のノーザンを根付かせるんだ!」と躍起になっていた時代であろうから、ガレージはおろか、それこそ他のジャンルなんぞに興味も関心もなかったのではないか。

そんなボクが、ヌード・レストランに出演する。これは一種の事件だ。ガレージとノーザン、どこでどう繋がったのだろう?

彼らが師と仰ぐKeb Darge先生が、ロウな50's/60'sのヴィンテージ・ミュージックにスポットを当てた。これがクラブ・シーンの新たな方向性を生み、ひとつの転機となったことは間違い無い。そして関西の素晴らしいDJ勢が、こんなボクを面白がってくれたというのが大きい。ジェームス→岡ちゃん、momo♪ちゃん→イズミ君の順で、バトンを渡すように紹介された。5年くらい前だろうか、初めてイズミ君に会った時は、心底生意気なヤツだと思ったよ(笑)。それだけに自分とノーザン・シーンとの接触は今後無いだろうな、とうっすら感じていた。

しかし、それで終わりじゃなかったんだ。以降イズミ君からボクに対する、積極的なアプローチが始まるのだ。「ノーザンに於けるガレージとは何か?」というテーマの文をブログで取り挙げたり、彼が関わる東京のパーティーにボクをゲストに推し、その日のプレイをiphoneで丸々録音するなど(予習?に使うらしい。笑)、急激な勢いで近づいて来た。当初は余りにも唐突なのでキョトンとしたけれど、ボクも熱意を感じて負けじとイズミ君の選曲の感想&質問メールを送り、それでまたイズミ君から文字がギッシリ詰まった返答をもらったのを覚えている。向こうは向こうで、こちらの意気込みを感じてくれたのだろう。これを契機に、一気に親交が深まった。

その後戴いたヌード・レストランのサンプラーCDは何度も何度も聴いたし(所謂ノーザン・ソウルの枠では括ることの出来ない、グレートな音源だ)、先日出版されたノーザン本に関しては、ヌードの面々の表情を思い浮かべつつレヴューを読みふけった。気がつけば、ノーザンが自分の身近なことろにあるではないか。そうそう昨年末、やっとのことでヌードを初めて体感し、衝撃を受けたことも一生忘れることは出来ない。体験した友人の誰しもが、異口同音に「凄い」「最高」と唱えているが、噂に違わぬ内容だった。一行で言い表すなら、『日本一は「神戸」にあった!』である。"

我々ヌードレストランに対する最高のお褒めの言葉、本当に感激致しました!お忙しい中、メッセージの枠を超えた素晴らしい文章を寄せて頂きました事を感謝致します!

というわけで、よい一層気合いの入りましたヌードレストラン!
関口氏と共に、狂喜乱舞、熱狂の時間、空間をお約束致します!
6月28日、神戸元町ジャムジャムにて皆さんのお越しをお待ちしております!
NUDE RESTAURANT meets PROFESSOR!!!"
是非ともお見逃し無く!
(キタアキ)