こんばんは。

 

サクラ@家族に言えない借金

(1785万円)を抱える会社員です。

 

 

 

 

 

 

結局

 

緊急事態宣言は4回あった

 

1回目の緊急事態宣言:2020年4月初~5月末
2回目の緊急事態宣言:2021年1月初~3月末
3回目の緊急事態宣言:2021年4月末~6月末
4回目の緊急事態宣言:2021年7月中~9月末

 

 

 

緊急事態宣言が出ると休業状態

 

緊急事態宣言が終わるとお客様が戻ってくる

 

そんな状態が続いていた

 

 

 

2021年は緊急事態宣言が終わっては

 

すぐに次が出ると言う状態が

 

秋ころまで続いた

 

 

 

4回目くらいになると

 

コロナ疲れとも言われ

 

緊急事態宣言であっても

 

自主規制も緩くなってきていた

 

 

 

お店も休業状態ではなく

 

営業を行っていた

 

 

 

それでも

 

コロナ対策で

 

完全予約制をとっているため

 

お客様の数は増やせない

 

 

 

忙しいのに黒字化できない

 

貧乏暇なしで状態で

 

体力も手持ち資金も削られていった

 

 

 

開業時に借りたお金は底をついた

 

以前にも書いたが

 

コロナ禍で売り上げが下がったり

 

休業したお店への補償は

 

前年の売り上げから

 

どれだけ下がったかで計算される

 

 

 

コロナが流行する前から

 

開店の準備を進めて来て

 

新型コロナが始まるのとほぼ同時に

 

開業となってしまった私のお店には

 

前年の売り上げが無いため

 

コロナの補償は受けられない

 

 

 

一方で

 

新型コロナで経営がピンチとなったお店への

 

3年間無利息での融資は受けることができた

 

 

 

多額の借金をして開業したのに

 

このまま閉店したら

 

一度もちゃんと営業しないまま

 

借金だけ背負ってしまう

 

 

 

お客様からの問い合わせは多数きていて

 

コロナが終わって完全予約制ではなく

 

通常営業になれば十分利益が出せる

 

 

 

そう考えて

 

新型コロナが終わるまで

 

乗り切ることを考えて追加融資を受けた

 

 

 

借金は増えたが

 

追加融資と少ないながらも売上を併せれば

 

当分は何とかなると思っていた

 

 

 

しかも

 

ある業界から大きな仕事の依頼を受けており

 

纏まった収入が入る予定もあった

 

 

 

ところが

 

 

 

忘れもしない11月

 

スタッフが新型コロナを発症した

 

 

 

勤務後に発熱

 

私を含めて3人しかいないスタッフ

 

そのうちの1人が発症

 

 

 

換気していたしマスクはしていたとはいえ

 

私ともう一人のスタッフは

 

1日中

 

同じ部屋の中で仕事をしていた

 

 

 

自分たちも感染しているか分からない

 

そんな状況でお店を開けるわけがない

 

 

 

当時は新型コロナは2週間の隔離

 

となっていたため

 

翌日から入っていた予約は

 

2週間先まで全てお断りの連絡を入れた

 

お客様はみんな

 

それは仕方ないねという反応だった

 

 

 

当時はコロナが出たら

 

休業が当然だった

 

 

 

追加融資を受けていたとはいえ

 

売上が全く入らない

 

2週間の休業は大きな痛手となった

 

 

 

正直

 

もうムリかもしれないとは思っていた

 

いつ終わるかも分からない

 

コロナの流行の中

 

持ちこたえるのは難しいかも

 

 

 

そう思いながら

 

2週間の休業からの再開に向けて

 

もう一人のアルバイトスタッフと

 

準備を進めていた

 

 

 

 

 

 

再開目前になって

 

一緒に準備していたアルバイトスタッフが

 

新型コロナに感染した

 

 

 

1人目のスタッフが感染した時同様

 

私は1日中同じ部屋で仕事をしていた

 

またも2週間の休業

 

これで4週間の休業

 

 

 

そしてトドメを刺すように

 

予定していた大きな仕事も

 

コロナで中止が決まった

 

 

 

うすうす予想していたが

 

現実になるとやはりショック

 

 

 

追加融資の資金はまだ少し残っていたが

 

到底コロナが収束するようには見えず

 

資金が続かないことは明白

 

閉店を決意した

 

 

 

結局

 

新型コロナによる初めての

 

緊急事態宣言下でオープンし

 

2年間で一度も通常営業することなく

 

多額の借金だけ残して閉店となった

 

 

 

もしもとか考えてもムダなのは

 

分かっているけど

 

もしも新型コロナの流行が無かったら

 

違った結果になっていたのでは

 

と思ってしまうこともある

 

 

 

コロナが収束したのはもっと後だったので

 

遅かれ早かれ資金は尽きていたから

 

仕方がないね

 

 

 

お店を経営するという良い経験ができたけど

 

ちょっと高い授業料になっちゃったかな

 

 

 

しっかり返済していかないと