先日 また一人生き証人が...
あの太平洋戦争を知っている...
中核にいた人物が...

日本帝国
関東軍参謀陸軍中佐
瀬島隆三...

ガダルカタル撤収作戦
ニューギニア作戦
などを担当

降状後停戦交渉におもむき
シベリアへ11年間抑留
連合国側の東京裁判証人として出廷
ソ連側証人として出廷

シベリア抑留について
「日本の軍人や民間人の帰国を
規定したポツダム宣言に違反している」
「日ソ中立条約を破って、
対日参戦と共に
『スターリンの犯罪』として指弾」
「日独伊三国同盟締結も
断じて実施すべきではなかったと分析」

多くの真実を知る男

真実を自分の中の奥深く
闇の中に封印し
この世を去った...

どんどん
当時の真実を知る者が
この世から消えてゆく...
真実と共に...

いいのか?
日本は...このままで...

真実が消えて行き
亡霊のような事柄に縛られ...
この先も生きてゆくというのか?

彼が
知っている真実
目にした真実は
もう誰にも分からない...

知らされない真実は
現実に存在したモノのはずなのに
現実に存在しないモノとなる...

さて
私は 彼自身に興味があった
個人の人間として
参謀としての技量というモノに

彼は
物事を考える際
シナリオをつくる
最善~最悪のシナリオを

白い紙に
要素をランダムに書き記し
その組み合わせで
考えられるシナリオを

その話に出逢ったのは
結構前のこと

私自体
何本ものシナリオをつくり
ことを進めるのだが
殆どの人は
自分という枠で物事を考える...

私のやり方は
時間が掛かり過ぎる
という批判もあった...

如何なる状況に対しても
冷静に真意をしっかり持つには
私にとってそれがベストだった

しかし
批判は 同僚や上司
そして 社長からも...

自分のやり方は自己流
人に教わることが好きではない
というか
すべて 盗むもので
いろんなやり方をしてみて
自分にあったやり方をしていただけ...

こう批判が多いと
些か自分のやり方を疑う...

そんな時期
彼のことを知った

知ったと言っても
その日本帝国時代のという訳では無く
伊藤忠商事前会長としてだが

その時の考え方で
シナリオでの構築の仕方を耳に

その時
自分のやり方は
間違っていない
そう確信した

それからだ
周りのこの考え方への批判を
考えずに
結果を出せば良いと想えたのは

結果を出す為の考え方
それが シナリオである

このシナリオが
今日
私の考えの基本となっている

まっ このことが
間違っているのか?
間違っていないのか?
その答えは 未だ不明だが

そのことがあってから
彼に興味を持って
どういう人間なのだろう?と

っで 彼が
日本帝国時代の
参謀ということを知った...

彼は 根っからの参謀
彼のような人間は今居なくなっている...

してきたことが
良いか 悪いかは
真実が消えた今では知ることは困難

っが
生き方としては
共感を得るものがある

自分の功績を主張せず
コトを成すことに生きる
その姿は 美徳そのもの

近年
自己主張を利とする風潮が目に付く
自己主張すべてを否定しないが
そのことが
歪みを生んでいるように想えて成らない...

例外無く
私も自己主張をしてしまっている...

時に その自分に気付き
虚しさを覚える...

小せぇ~な...って

彼自身の声をもっと聞きたかった...
どのように答えるのか?
どのように考えるのか?

日本として
知りたい事実と
個人として
知りたいことが
消えた...

一人の死によって...

瀬島隆三氏の
ご冥福をお祈り致します