注目していた映画が完成。
周防監督の『それでもボクはやってない』。
痴漢の冤罪を取り上げたモノ。

この痴漢の冤罪の問題は、
当事者とすれば、
仮にその後無罪となっても付いて回るだろう。

昔、都内で仕事していた時、
ラッシュの波にのまれ、
鞄を持ってた手が抜けないことがあった。
抜きたいが、動かすのも。。。ってジッとしてたこともある。
今なら、こんな時も冤罪に成り兼ねないのだろう。

された側の保護は十分に分かる。
しかし、そのことで多くの冤罪者が出ている。
痴漢の立証も冤罪の立証も難しい。
勘違いなどで、痴漢と言われた場合、
自ら、身の潔白をしなければならない。
『痴漢行為をしていない』立証は、
単にしていないの主張では駄目。
痴漢行為が出来ないという立証が必要である。

となると、痴漢行為を出来る状態
単に背後に荷物も持たず立っていたとすると
無罪の主張ができないのである。

鞄を胸の位置で抱えていたとか、
両手を上に挙げていたとか、
位置的に物理上無理など、
その状況を再現しながらの
無罪主張でなければならない。

仕事はクビになり、
法廷に足を運び、
無罪立証をし、
仮に、無罪になった後就職活動。。。
実際、当事者になると大変なものだ。

そんな問題を
11年ぶりにメガホンを取った周防監督は、
どう描き、どのようなメッセージを込めたのか?
来年1月20日公開、大変期待している。