昨日、TVで偉人100を見た。
ちょっと、ほっとした。
1位が日本人だったから。。。
日本人が選んで、トップが外国人だと寂しい。

私は、経済界では、松下幸之助かな。
人を重視する姿勢は、共感できる。
人を動かすのは、容易なものではない。

その事を容易とは言わないが、
トップの企業理念にし、
企業の実績も出したことは、
素直にすごいと思う。

企業としての実績を上げた企業はいろいろある。
流通の常識を打ち破って、
大きく成長したダイエー。
しかし、卸業者には受けが悪かった。
経済シェアが大きいから、言う事を聞いているが、
結びつきが経済であったから、
傾くと、皆ソッポを向く。
経済成果主義で大きくなる企業はあるが、
それは、長く続くものではないと思う。

理念は立派だが。。。
企業実績は小さい企業も多くある。
実際、理念の綺麗事で儲けることは、
極めて困難である。
しかし、松下幸之助という人は、
その両方を手にした数少ない人物である。

いかに、その理想的人>物>金の理念を貫くか、
この事に非常に悩む。。。
言葉では、大概『人>物>金』というが、
解釈が違う。

人は、有能な人物。
物は、商品。
金は、文字通り金。
が殆どの解釈だろう。

私は、
人は、心。
物は、ニーズ。
金は、対価。
と解釈している。

この解釈のズレを感じる。

会社は、商品を作って売る。
だから、商品を作る有能な人材が必要。
それが、金を生む。
用は、物>人>金を言う経営者が多いのだ。
でも、それでは聞こえが悪い。
したがって、前者のような解釈になるのだろう。

人の扱いに悩む経営者は、
この解釈のズレを理解しない限り、
ずーと、悩み続けるだろう。。。

良く、経営者は、
「私の気持ちを理解しない社員が多い」と言う。

では、聞きたい。
経営者のあなたは、社員の気持ちを理解しているの?

すると、
「会社なんだから、会社の意向を理解するのが社員の勤め。」
会社の意向?
会社の意向とは、経営者あなたの意向でしょう。
それって、あなたの意向が絶対ということ?
「会議とか、社員の発言の場を与えてる。
自由さが我が社にはある。」
と、大概は言う。
でも、決断するのは、経営者あなたでしょ。
自由ではないですよ。

そう社員は、自由ではないんです。
決定権は、経営者にある。
そのことは、私は否定しません。

問題は、経営者への信頼です。
経営者への信頼とは、実績ではなく。
社員の人生をしっかり背負っているかということです。
社員に成果を求め、責任も求める。
しかし、自由と代価が伴わない。。。
これでは、愛社精神=経営者への信頼など、
生まれる訳がない。

人は、まず相手を理解する事無しに、
自分を理解して貰うことは出来ない。

学校教育で、
小学校から英語の授業を設けるという報道がある。
英語をしゃべるれる=国際社会で成功できる。
これは、履違えた妄想に過ぎない。

過去、英語もままならない明治の人で、
海外から信頼を得た人が、数多くいた。
これは、その人たちの志を評価したものだ。

ようは、言葉というツールを得ても、
コニュニケーションの大切な心(志)が、
伝わらなくては意味がない。

昔の時代、
日本に来た外国人が驚いたのは、
武士は、貧乏なのに、庶民が尊敬するという光景だ。
外国では、資本主義の成果主義。
この心の美徳は、理解不明なものであったのだろう。
この美徳を世界の財産と絶賛した外国人もいる。

今、その心(志)という美徳が、
この日本から消滅しつつある。。。

小泉純一郎が古い体質と言って、
ブチ壊したのは、
本来日本人の持っていた心までも含まれていたのだ。。。

欧米式の論理に染まってゆく日本。。。
勝者と敗者の世界。。。
アメリカの勝者は、約10%に満たない。
そんなアメリカの背中を追っている。。。

そんなことを最近ずっと考えてしまう。。。
経済の中で、
幻覚を見せ続ける私の仕事。。。
商業デザインとは。。。
本来の商業デザインって何なのだろう。。。

そんな想いと裏腹に。。。
今日もまた、
経済社会で勝者になる為の道案内を求められる。。。

切ない。。。日々が始まった。。。。

そう、GWが終わり。。。
仕事中心の日々が始まったのだ。。。