国際石油開発帝石(INPEX)は24日、子会社を通じて参画するオーストラリア西部沖合の天然ガス田開発「イクシスプロジェクト」の液化天然ガス(LNG)年間予定生産数量840万トンの全量について、中部電力など国内外の8社と長期販売契約を結ぶ見通しになったと発表した。生産量の7割に相当する595万トンが日本向けに安定供給されることになる。
中部電力、東邦ガス、台湾中油(CPC)の3社と平成29年から15年間の長期販売契約を結んだほか、電力、ガス会社5社とも最終手続き中で近く、全量の販売契約が正式にまとまるという。
東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、火力発電の燃料となるLNGの需要は高まるとみられ、足元の市場価格も上昇している。イクシスプロジェクトは日本の年間LNG輸入量約7千万トンのうち、約1割に相当する生産量が確保でき、安定供給に貢献することになる。
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