放射性セシウム濃度で魚種に傾向 「生息域の違い影響か」 | 放射能はいらねえ~ 牛乳を飲みてぇ~

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宮城の放射線量過去平常値 0.0176~0.0513μSv/h(文科省発表)
堀場製作所Radi PA-1000でγ線(μSv/h)を測定。

放射性セシウム濃度で魚種に傾向 「生息域の違い影響か」
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120422t61011.htm
河北新報 2012年04月22日日曜日

 福島第1原発事故で、福島県沖のヒラメなど6種の魚は大型の方が放射性セシウム濃度が高く、ドンコ(エゾイソアイナメ)など3種は小型が高濃度なことが県水産試験場の調査で分かった。試験場は「生息海域の違いが影響したのではないか」とみている。

 大型が高い6種はヒラメの他、アイナメ、イシガレイ、マトウダイ、ホウボウ、シロメバル。ヒラメは体長50センチ以下なら1キログラム当たり200ベクレルに満たない検体が多く、50センチを超すと300ベクレルを上回るケースが見られた。
 小型が高濃度な3種はドンコの他、マガレイ、カナガシラ。ドンコは500ベクレルをオーバーした検体の多くが30センチ以下だった。
 ヒラメやスズキ、マトウダイなど7種は雄より雌の方が高かった。

 試験場によると、大型が高い魚種は原発のある海岸から比較的遠い沖合、小型が高濃度な魚種は沿岸部に生息する傾向にある。
 試験場の早乙女忠弘主任研究員は「因果関係ははっきりしない」と前置きした上で「大型が高い魚種は餌の量、小型が高濃度な魚種は幼魚期に沿岸部にいたことが影響したのではないか」と推察している。
 雌が高い魚種については「雄の個体数は変動が大きいため、影響を受けた雄の個体が相対的に少ないのかもしれない」とみている。

 調査は昨年4~12月に試験操業で漁獲した17魚種960匹について分析した。原発からは事故後、放射能汚染水が太平洋に流れ出ている。