ダイキン工業が9月3、4の両日に行った節電意識アンケートで、「今後も意識して節電したい」との回答が5月時点の81・6%から84・3%に上昇したことが分かった。「節電は夏以降、トーンダウンするのでは」との同社見通しとは違って、節電意識が定着しつつあることを示している。同社では「今後も快適な生活を提案していきたい」と、エアコンと節電の共存をアピールしていきたい考えだ。
調査は「節電の夏を過ごして変わったもの、変わらなかったもの」をテーマに、インターネットで実施。全国の20~70歳代の男女を対象に、624人が回答した。節電が強く求められた東京電力、東北電力の管内と、その他のエリアはほぼ半数ずつ。
夏の暑さ対策では、41・8%が意識や考え方が変わったと回答。具体的には「水枕を使って寝る」(48歳男性・千葉県)や「よしずの効果を知った」(27歳女性・兵庫県)など、これまでのエアコンだけから、打ち水やすだれ、よしずの活用など昔ながらの知恵を生かした様子がうかがえた。
また、エアコンへの意識については、37・2%が変わったと回答。「今までは必要以上に冷やしていた」(30歳女性・埼玉県)との反省や、「温度設定が高めでも扇風機を併用すれば案外涼しいことを知った」(43歳男性・大阪府)といった意見が寄せられた。また、「使用を控える」(57・7%)や「使用時間を短くする」(41・8%)など、稼働を減らす傾向も目立った。
同社では「意外な結果だったが、冬も電力需給状況が逼迫(ひっぱく)していることも影響しているのかも」と話している。
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