雨。が降って

一気に涼しく、いや肌寒くなって、


なんとなく「元気」が出ない朝。



ほんとうは、

もう一度布団に戻り、


もうなにも考えず、気にせず、

気が済むまで目を閉じて身体を投げ出したい



そう思いながら

身支度を済ませて、


一年ぶりの長袖ニットを纏い

雨の中を車ですすむ。





なーんか、いい事あるかな。




もう、あとちょっと、

がんばれ。のエネルギー補給に


ホットのカフェラテを両手で包み込んで。




なんとかなるさ。

の1日がスタート。





大降りになってきた、

雨音をききながら


窓に広がる水滴を眺めて



物思いに耽る時間や

憂いている自分に酔いしれる



こういう、ひとり時間。が

実は、すごく、すごく好物だったこと。





おひとり様。から

しばらくご無沙汰だったからこそ、

痛感して、


同時に


欠けていた、不安定だった

頑張っていた、


すこし無理していた

平気なフリをしていた自分に気がつく。






気がついたから、なんだって話ではない

けれど



自分の中の子供心を

いつの間にか忘れ去って、


ついでに、封じ込めていたのか。と

あーー、そうでしたか。


という具合に、俯瞰して

それは、がんばっていたね。大変だったね。と


ちょっとだけ労いの言葉をかけた

今日この頃。






良い時があれば、

悪いときもある。


雨が降って、風も吹くけど、

晴れ渡って、虹がかかる瞬間もある。




当たり前のように

天気も季節も移り行くなかで



日々「ちゃんと」を繰り返すことの

尊さ。を求める私と、


そんな、人間の不思議さを

滑稽に感じる私が



いま、同居して

やっかいだ。






ま、そのうち

雨も上がるでしょう。


なんとかなるさ





良いこと、あったよー。