当時4歳の娘を、

幼稚園バスの集合場所まで


毎朝歩いて送っていたころ。


ギリギリだと、

どんなハプニングがあるか分からないので

(忘れ物や、急なトイレ、転んでケガなど)


割と余裕を持って行って、

バスを待つ間にしていた


「てんとう虫探し」や

「四葉のクローバーさがし」






子供が小さな頃は、


自然の中で、

道具もお金もいらない遊びを延々していて。


(今は、部屋の中で

 道具もお金も必要な遊びを延々していて)



これも成長なんだろうけれども

あの頃、しっかり太陽の下で

何でもない遊びをしていて良かったな。


って。




夕方、バッタを探し歩いてみたり。

マンホールの蓋に書かれた絵柄を喜んでみたり。



家まで大股なら何歩で帰れるかを

数えてみたり、競ってみたり。





息子2歳と娘4歳の当時。

私はまだ専業主婦をしていて。




それでも、まつげエクステに出会い

アイリストになる夢を持ち始めた頃。





なかなか頻繁に、毎月ほども

“マツエクサロン”に通える余裕はなかったけれど



それでも、名の知れたサロンには

ほぼほぼ足を運び、



そうして、

毎回思ったことはただ一つ。



「こんなサロンがあったらいいな」



全部揃ったサロンがない。



ない。のは仕方がないけれども、

ない。のなら自分が作ればいい!!



いや、私が作ろう!と。





それは、技術知識にしかり

サロンの雰囲気インテリア、接客

カウンセリング、メニュー、価格

、、、


色々あるけれど。



1番切実に思っていたのは、



「2歳の子供と一緒でも

 心置きなく通えるサロン。」



誰に遠慮することもなく、

キレイ。になる場所が


手の届く範囲にあって欲しい。




子供を預ける。

預ける場所は一時預かりや親族や、

あったとしても


やっぱり、どこか気を遣って

子供に悪いことをしているような罪悪感と


預けるための準備に

日常のルーティンから外れたために起こる


その日のしわ寄せを引き受けるとなると




やっぱり、子供が小さなうちは

美容から遠のいてしまう。現実。




そんな葛藤が

ただのわがままではないかと自問自答。


時にそんな自分を責めてしまう

お母さんはお母さんらしく。の呪縛を




まるッと包み込んで

〇〇ちゃんのママから解放される場所が



家族や友人、ご近所さん以外に

信頼できる、

心を許せる、


何でも話せる大人がいたらいいな。






を、

この頃からずっとずっと思い温めて。





いま、そんな事を

しています。



その時々のありのままを話して、聞いて、

一緒に考え、悩み、時に笑い飛ばして、


本当にくだらない事を真剣に語る。





そんなサロンを目指して、

そんな私の元に

ずっとずっと通ってくださるお客様がいる。




この事を、8年前の私に伝えたい。


てんとう虫の模様がハート!

とはまた違う

喜びや発見でいっぱいの今があります。



すべてに感謝。