ここのところ、季節の変わり目、気管支炎か、軽い喘息のある娘と、小児科に通うことが度々。
もう5年生ともなれば、手を引くこともない。
追いかけ回したり、
どこへでもよじ登ろうとする足を
掴んでは下ろし、
抱き上げると反り返って抵抗の後、下ろす。
この途方もない繰り返し作業は、ない。
下の子を抱っこしたら、
上の子に抱っこを催促され、
上の子を抱っこしたら、
下の子がギャン泣き。
仕方がないので
上の子を説得しようとしたら、
2人揃って大泣き。
泣きたいのはこっちだなーー、、、って
しばらく立ち尽くす。
「なんだこれ。」状態が日常。
鼻風邪の薬を貰う、、って
こんなにも過酷なのか、、
この難解な「子育て」に
日々全力で向き合う人全てに
「勇者」という肩書きを与えたい。
その功労功績に、多大なる賞賛と評価を!!
なーんて。
長い長い診察待ち時間の暇つぶしに、
スーーーーッと現実逃避をしてみたり。
待合では、お友達と絵本を取り合いしそうになった我が子を間に挟み、保護者同士が空気の読み合いをしていたり、距離をはかり合っていたり、、
そういえば、、、そういうことが
長らくない。なーー。
懐かしい。あの頃。
全力で大変な時に、大変な事と向き合って
格闘して、泣いて笑って、怒って
放り出して、抱きしめて、泣いて笑って、
あぁー、
そんなことを必死で繰り返していたら、
いつの間にか、
こんなにも大きくなったのね。
って、
スタスタ前を歩く娘の後ろ姿を
小走りで追いかけた、
今朝の話。
大変な時は、
思い切り、大変だー!!に振り回されて
「大変」を体験し尽くそう。
それが、、
何よりの宝物になる。思い出って、
きっと、そういう瞬間が、色濃く残るから。
大変は、大切です。
おわり。