私が大学3年生ぐらいの時代に、100円ショップというのが出現した。当時から品揃えは急展開で、「誰がこんなの着るんだろう」というような衣類まで売っていたものだった。
私も物珍しさから冷やかしこそすれ、あまり大したものを買った訳ではない。鏡とか、ヘアブラシとか、大体そんなものを買って満足していた。
そのうち学生生活も終わり、私は就職の為に上京した。その頃には100円ショップも進化を遂げており、食料品からちょっとした家具まで揃うようになった。
中でも新宿のビル内にあるキャンドゥが大きくて使い勝手がよく、自転車で頻繁に立ち寄っては何がしか仕入れていた。
ただ、物によっては(ゴミ箱、書類フォルダーなど)十分よくできているが、折り畳み傘のような物になると質はぐっと落ちる。少し風が吹いただけで骨がボリボリと折れてしまい、「安物買いのなんとやらだな」と思わされることしばしばだった。
その頃を2000年代前後とすると、最近はさらに進化しているのが分かる。多少作りが荒くても十分使用に耐えうるし、新商品などもある程度のテストを経てから流通に回されるようだ。
最近は弁当箱を買ったが、慣れるとかなり使い心地が良い。
これはやはり、お客全体の「買い支え」があってこそだろう。
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