2016730日~31日に九州大学で開催された第35回九重セミナーに参加してきましたので報告させていただきます。修練医の田崎です。 

長崎大学から講師として大木先生が、受講者として原爆病院から小武先生、長崎大学からは池辺先生、大塚先生、中武先生が一緒に参加しています。

九重セミナーは毎年テーマが変わり、3年参加すれば全分野を網羅するという画像診断セミナーです。

今年のテーマは「骨軟部組織&頭頸部領域」


 普段の読影でもやや嫌厭しがちな分野であり、参加する前は不安も大きかったのですが、とても勉強になりました。

 各分野で第一線に活躍されている先生方の講義は論理的でわかりやすく、先生方の読影時の思考プロセスをトレースすることができました。

その中でも特に人気講義だったのは…

 

 

もちろん我らが大木望先生。

 典型症例を使っての骨軟部組織の講義はともすれば眠くなりがちな解剖学をelegant&exitingsexy&dynamite)に教えてくれました。


 講義後も大木先生の熱意に巻かれた参加者たちに質問攻めに合う大木先生



細かな質問にも丁寧に答えていて、九州にまた大木望ファン倶楽部会員を増やしたことでしょう。先生すごい。

放射線科セミナーではお馴染みの症例検討会もありました。


長崎大学からはご存知この人…


 

中武美香先生が回答者に選ばれました。

 

壇上に上がるやいなや、出題者の先生から「あなたはもしや宮崎地方会で修練医にして最優秀賞を受賞した…」とプレッシャーがかかるコメントがありましたが、中武先生は動じることなくCoolに回答されました。

出題されたものは「視神経炎を伴わない視神経脊髄炎関連疾患(NMOSD)」であり、その他の問題と比べて難易度がかなり高めでしたが、中武先生はしっかりと鑑別に挙げていました。

 

プレゼンテーションをした中武先生が素晴らしいのはもちろんですが、その陰には小武先生がいました。

 

症例検討会で初めて回答者に選ばれて驚いた中武先生に対して「大丈夫だよ、まだ時間があるから一緒に勉強しよう」と声をかけ、画像所見のポイントや鑑別診断の挙げ方など丁寧にレクチャーしてくれました。

 

症例検討会での小武先生はとても頼りになり、私たち修練医もいつかこんな先輩医師になりたいと思いました。

九重セミナーのメインイベントの1つである懇親会では他大学の若手の先生方と交流する機会も持つことができました。

 はじめましてと挨拶が飛び交う中で見知った顔が…



た…たまちゃん(玉城先生)。

 大学と研修病院で同期であり、今は琉球大学の放射線科修練医となっている玉城先生とも会えました。

 琉球大学病院の仲間に囲まれて長崎にいたときと変わらないひまわりのような笑顔の玉城先生を見て安心したような、少し寂しいような。

 2次会は長崎大学のメンバーでオシャレバーに…行くつもりがなぜかカラオケに。

 放射線科内でカラオケに行くのはあまりなかったので、これはこれで楽しかったです。



 

たくさん勉強になり、大いに刺激を受けた2日間でした。

 来年度のテーマは「肺&乳腺」

 来年は今よりもっと成長して、また参加させていただけたらと思います。


(記:田崎)

 

 

 

 

 


 
こんにちは、放射線科2年目の池辺です

 

7月17日に画像診断セミナーが行われましたので、報告させていただきます。

 今回はスペシャル講師として、、、あの“MRI自由自在”“MRI応用自在”などの著書で有名な、、、MRI界の大スターである、高原太郎先生が来崎しました!


観衆はみんな大興奮!そして自ずと超満員。



 

内容は

基礎編 高原先生

 安全管理 森川先生

 症例提示 若手医師

 応用編 高原先生

 

で構成されていました。

 高原先生の基礎編ではMRの信号の基礎的な話、私たち若手医師が見逃してしまっているpit fall、応用編では勾配磁場の話からBi-polar gradiant、拡散強調画像の話までご講演いただきました。講演のわかりやすさに感動っっ!参加型の講演で、若手医師や林先生も壇上にあがり参加しています。



また、安全管理では森川先生に普段理解が不十分な部分の知識をご教授いただきました。もう病棟からボンベを持ち込まない!


症例提示では若手医師が準備していたスライドを用いて症例を提示。高原先生がアドリブで参加していただき、適宜症例にあったレクチャ―をいただきました。森先生も嬉しそうです。



 

医師だけでなく学生、研修医、技師の方も高原先生のもとに質問におとずれ、充実したセミナーを象徴するような光景でした。


また聞きたい、また参加したい、そう思える素晴らしいセミナーでした。来年も楽しみです!


以上、セミナーレポートでした!



文責:池辺




 


 




 

2016526日~28日に名古屋で開催されました日本IVR学会総会に行ってまいりました。


長崎大学からは坂本先生、末吉先生、林秀行先生、鬼塚先生、市民病院から長山先生、佐世保総合病院から赤司先生、大村医療センターから峯先生が発表されました。先生方お疲れ様でした。









私は初めての参加で発表もなかったため、技術教育セミナーと教育セッションを中心に出席させて頂きましたが、印象的だったのはPAD IVR教育セッションでの症例提示で、
エキスパートの先生方の中でも血管の掘り進め方やワイヤーの選択などが大きく異なり、状況に応じた選択の必要性を感じます。

学会会場は名古屋城の隣に位置しており、休憩がてら天守閣から名古屋の街を眺めて、金鯱を愛でておきました。



夜は手羽先で有名な「世界の山ちゃん」でスパイシーな手羽先を一人10本も食べ(ビールに合わせると最高です!)、締めに山本屋本店で熱々の味噌煮込みうどんを頂きました。

来年の参加時には私も発表できるように精進したいと思います。

 

 


 


 

                                          (記:大塚)