春の5週連続G1開幕戦! NHKマイルC(GⅠ | 日本大学法学部競馬研究会「SCARLET」

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予想なども当日までに掲載いたしますので、ぜひ参考にしていただきたいとともに、皆さんの馬券収支に貢献できるように頑張っていきたいと思います!

こんにちは。クロリク TM です。

 

先週の日曜日に行われた第169回天皇賞(春)は終始ドゥレッツァを見ながら好位でレースを進めたテーオーロイヤルが直線で早めに先頭に立つと、そこから更にリードを広げ、影をも踏ませぬまま G1 初制覇を成し遂げました。約 1 年の骨折休養を乗り越え、菱田裕二騎手と岡田稲男調教師の師弟コンビにとっても悲願の G1 初制覇。まさに人馬の絆と師弟の絆で掴んだ勝利となりました。

関係者の皆様、本当におめでとうございます!

 

今週は春の 5 週連続 G1開幕戦、NHKマイルCが東京で行われます。3 歳マイル王を決めるこのレースですが、今年は例年以上と言っても良い好メンバーが揃い、楽しみな一戦となりました!また、新潟では G3 の新潟大賞典が行われます。こちらも好メンバーが揃いましたが、ハンデ戦とだけあって斤量面が大きなポイントとなりそう。波乱傾向にあるこのレースにも注目が集まります。

それではNHKマイルCと新潟大賞典の部員の予想をどうぞ!

NHKマイルC の展望

まずはアスコリピチェーノ。新馬戦、新潟2歳Sと連勝を決めると、3 戦目の阪神JFでもその勢いのまま勝利し、無敗で2歳女王となった。勝ち時計1分32秒6は阪神JFのレースレコードを記録し、時計面でも評価のできるものだったことは明らか。今年初戦となった前走の桜花賞では先に抜け出されたステレンボッシュに僅かに屈する形となったが、それでもタイム差は0秒1。改めて能力の高さを示した一戦だったと言って良いだろう。今回はこれまでで最も短い中3週での参戦となるが、調教の動きは前走時と遜色のない動きを見せている。今日から復帰のルメール騎手とともに2歳女王の意地を見せられるか注目だ。

 

対する筆頭格は朝日杯 FS 勝ち馬ジャンタルマンタル。 3連勝で朝日杯を制すると、共同通信杯で2着。そして、前走の皐月賞ではハイペースを先行しながら直線で早め先頭に立つ強気の競馬で3着に好走し、最後は上位2頭に屈したものの、改めて2歳マイル王の力を見せつけた。今回は中2週で再度の関東遠征とだけあって若干軽めの調整には映るが、川田騎手は「東京マイルはベスト条件」と自信を覗かせる。ベスト条件で二つ目のマイルG1の座を掴めるか。

 

この2頭に割って入る存在として注目なのはディスペランツァ。デビューから4戦は2000mを使っていたが、ホープフルSで見切りをつけてマイル路線へ。この路線転向が功を奏し、マイルで 2 連勝。特に前走のアーリントン C はかなりのスローペースで圧倒的先行馬有利の状況の中で、残り 100m 地点から上り 3F32 秒 4 という豪脚を炸裂し、一気の急加速でまとめて前を捉えきる好内容での勝利を挙げた。その前走を見ても広い東京へのコース替わりは間違いなくプラス材料。中2週にもかかわらず、調教ではいつもと変わらないくらいの時計を出しており、絶好の状態をキープしていることは間違いない。鮫島克駿騎手との悲願のG1初制覇に大きな期待がかかる。

 

他にも前哨戦ニュージーランドT2 着からの巻き返しを図るボンドガール、マイルでは 2 戦 2 勝と底を見せていないノーブルロジャー、ファルコン S を制したダノンマッキンリー、そのファルコン S では不完全燃焼な競馬に泣いたロジリオンなど本当に楽しみなメンバーが揃いました!

 

 

新潟大賞典の展望

まずはレーベンスティール。2 走前のセントライト記念では皐月賞馬ソールオリエンスを破って勝利。クラシックには駒を進めなかったものの、実力は 4 歳世代の中でもトップクラスのものを持っている。前走の香港ヴァーズは初の海外遠征の影響か、少し渋った馬場になってしまった影響か定かではないが、本来の伸びが見られず最下位に沈んでしまった。今回はその前走から仕切り直しの一戦。ここを勝って今年こそ G1 路線に乗れるか注目だ。

 

次にヨーホーレイク。前走の金鯱賞は実に 2 年 2 か月ぶりの一戦。そんなブランク明けの中で、ハイペースを好位 3 番手から先行し、プログノーシス、ドゥレッツァといった実力馬に次ぐ 3 着。勝ち馬からタイム差はあったものの、長期休み明け初戦としては非常に評価のできる内容だった。今回は叩き二戦目で、文字通り上積みがありそうな局面。ハンデ 59キロが鍵とはなりそうだが、それを克服するだけの実力は十分だ。

 

そして、キングズパレス。3 勝クラスを卒業するまでに 7 戦を要したが、先着を許したのはチャックネイトやニシノレヴナント、リフレーミングといったOPでも活躍している馬ばかり。勝ち身に遅い一方で、全成績<4―8―2―3>の成績が示すように堅実さは非常に武器と言える。昇級初戦ということでハンデ 56 キロも手頃なうえに、内にもたれる癖がある右回りよりも左回りの方がスムーズな走りができるタイプ。いきなりの好走があって驚けない。

 

他にも前走の中山記念では先行有利なトラックバイアスのなか、追い込んで5着に入ったマイネルクリソーラ、前走の福島民報杯で鮮やかな差し切りを見せたリフレーミング、平坦2000mという舞台はピッタリな印象を受けるダンディズムなど混戦のメンバーが揃いました。

 

SCARLET 夢馬券

NHK マイルC ➁,③,⑤,⑥,⑭,⑯

新潟大賞典      ①,⑤,⑪,⑬,⑭,⑮

 

それでは失礼します。