第79回オークス回顧 | 日本大学法学部競馬研究会「SCARLET」

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予想なども当日までに掲載いたしますので、ぜひ参考にしていただきたいとともに、皆さんの馬券収支に貢献できるように頑張っていきたいと思います!

 

 

 

  こんにちはスズカです。

 

  5月20日(日)に牝馬クラシック第2弾、優駿牝馬オークスが行われました。

  伝説か、復権か、他馬の意地か。様々な思いが交錯したオークスを振り返っていきたいと思います。

 

  部員の皆さんの予想はこのような感じでした。

 

  穴党の方もちらほら見えますが、アーモンドアイ、ラッキーライラックに重い印が集まり、二強崩しが可能な馬を抑えるというような形に感じとれます。

 

  レースは最内リリーノーブルが絶好のスタートを決めて幕を開けました。二冠を目指すアーモンドアイも桜花賞時とは打って変わって好スタート。逆転を誓うラッキーライラックもまずまずのスタートを決めました。大方の予想通りサヤカチャンがハナを主張し、第一コーナーへ。前走は終始後方待機だった、アーモンドアイも早めに前のポジションを確保。ラッキーライラックを内に見るような感じで、ルメール騎手はレースを進めます。その2強のやや後ろを、マウレア、サトノワルキューレ、オールフォーラヴといった馬たちが追走。

  1000Mは59.6秒で通過。サヤカチャンが大きく後続を引き離していたため、2番手以降の馬たちは、平均ペースかややスロー気味な展開になりました。道中の有力馬は折り合いを欠くことなくレースを進め、最後の直線へ。直線に入ると3番手追走のリリーノーブル川田騎手が馬場の荒れていた内側から外に進路変更。馬場の良いところを通ったリリーノーブルが先行するサヤカチャン、ランドネをあっさりかわして先頭へ。リリーノーブルの内に進路をとったラッキーライラックが伸び悩む中、外に出したアーモンドアイが抜群の手ごたえで追い込んできて、前を捉えます。抵抗するリリーノーブルを振り切り、見事先頭ゴール。アーモンドアイがジェンティルドンナ以来となる牝馬2冠を達成。2着は終始川田騎手の好騎乗が際立ったリリーノーブル。逆転を誓ったラッキーライラックは3着まで。以下、レッドサクヤ、マウレアと入線し、3番人気のサトノワルキューレは6着。という結果に終わりました。

  ただただ、アーモンドアイの強さだけが目立ったオークスに感じました。夏を超えて迎える牝馬クラシック最終戦秋華賞はどのようなレースになるのでしょうか。

 

  さて今週はいよいよ競馬の祭典日本ダービーです。

  一冠目皐月賞は波乱の結末に終わりました。中穴人気で好走した、エポカドーロ、サンリヴァル、ジェネラーレウーノの連続好走は可能なのか。人気を裏切る形となってしまった、ステルヴィオ、キタノコマンド―ル、ワグネリアンの巻き返しは可能なのか。ダノンプレミアム、ブラストワンピースの人気馬二頭は本物なのか。ダービートライアルで権利を獲得したゴーフォザサミット、エタリオウ、コズミックフォースは通用するのか。

  平成最後のダービーにして、超難解に感じるこのレース。85回目のダービーを制するのはどの馬になるでしょうか。

 

  日曜日が来るのを楽しみに待ちましょう!

 

  それではまた!さようなら!