ライカが来た①

今日、仕事先の方から突然の事に、バルナック型ライカを貸してもらいました。『ライカなんて見たことない…』とカメラの話をしていたら、『ぢゃあ、貸してあげますよ』って初めて手にするライカ。手軽に貸せる人っているんだなぁ。いったい型の名称も何も判りません。しかし、良く作り込まれた姿は、工芸品としての風格があります。ライカは使い手を心酔させる魔力を持つ、という事は良く理解できました。

2009/04/23

銀塩イオス５、予想より使いやすいカメラですね。高速１/８０００秒も絞り開放で撮影する際に有効な機能だし、一応のスポット測光もある。でも、どこかしら垢抜けない没個性なデザインは、カメラが各企業の顔だった時代の終焉だったような思いがします。設計者スタッフの個性と呼ぶのかな…パソコンの周辺機材となる現在のカメラでは意匠が統一されてしまい、個性的なスタイルの機種は現れにくい、と思います。

ついに…

フィルム一眼レフの佳作機Canonイオス５。
同じ５でも、何かと話題になるデジカメのイオス５Ｄではない。
ついに、ジャンクカメラとして投げ売り価格２１００円。カメラの価値も物的資産価値すら否定され、変わり果てた姿になった。
先日、写真を仕事にしている方が『今まで、一番使いやすかったカメラがイオス５だったなぁ…』と聞かされた翌日の事。目の前にジャンク扱いで、こいつが現れた。
ちょうど手持ち三千円しかない状態で夕飯を食べに街に出たのだが、何故かカメラ屋に寄り、で…買った。しかし、その翌日。『そう。でも、もうデジカメ覚えなよ、将来の事もあるからさ』別の写真家の方に忠告されてしまった。
確かにプロならば、今更使わないよなぁ…。