今夜の友

『伝説と俗信の世界』
常光徹 角川文庫 平成十四年八月初版
迷信だと知っていても、何か気になる仕草や慣習を民俗学の精査によって明解にする、ちょっとした心の棘を抜いてくれる本でもあります。例えば、長居する客に対して箒を立てるのは、本来は箒の魔力で悪霊を払う意識が変化した現れとか、蜘蛛に関する論文などは興味深い展開です。単なる『へえ～』ではない知識の体力作りのため、梅雨を向かえる季節に是非どうぞ。

落ち込むとき…。

気分が少しだけ下がり気味な時、ネタのつもりで書き込んだ言葉が相手や自分を傷付ける。あるいは本人は雑談一部、洒落であった話題が周囲の不信を招く。言葉の使い方は、使う本人自身の鏡だと私は思います。
その自らの姿を失うとブログって浅はかな文字の羅列に過ぎない、退屈な世界になってしまいます。

写メの楽しさ。

デジカメは色の基本がない…らしいのですが、しかし、その場で被写体を眺めて色彩を編集できる事はフィルムには無かった機能です。携帯写メでも様々に撮影で遊べるのは楽しいかぎりですね。これは昼間のハルジオン、少し陰影を付けて写メ。