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唐織

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唐織が二種類。
今夜のシテを勤められた方は上の唐織を選ばれました。
少し年齢を重ねた女性の御息所という印象。装束を選ぶというのは、なかなかに贅沢な作業です。その衣装の色彩と舞台照明の関係が曲の主題を演出する要素もあり、損なう場合もある。

撮影者は…舞台上の役者の呼吸を探るような瞬間をファインダーで追いながら、一瞬の刹那が楽しいと感じる。
撮影の快楽なのだと思います。

今日の舞台『野宮』

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今夜は舞台撮影と舞台補助。
この様な『作り物』が舞台中央に据え付けて演じられます。
これで、源氏物語の『葵、賢木』章を辿るわけです。
そういえば、深夜番組でアニメの源氏物語を見た記憶がありますが、六条御息所と光源氏を隔てたのも、この『鳥居』という結界でした。
舞台では、『火宅の宿…』と謡われますが…私は御息所に心の安寧がなかったとは思わないんです。
しかし、彼女自身の源氏に対する愛と快楽というものが、慎み深い心に沈み込む闇だけに外には見えにくいのです。

ねぇ笑って…♪

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ジャケは広げると悪趣味な曼陀羅ですね。

もう一度スキって聞かせて欲しい
kissして髪をなでて
kissしてねぇ笑って

中略

あんなにスキっていってたじゃない
kissして髪をなでて
kissしてねぇ笑って
特に、このフレーズ後半のパート部は、飯田圭織のフラットな声が「ねぇ笑って…」と響きます。
ユニゾンで各パートを歌い分ける構成ですが、これが、一人の男に捨てられた女達が交互に表れては消えて際限なく続くようにも感じたのですよねぇ。
愛がない男…愛がない男。でも…抱いて、抱いて…♪
ちょうど、源氏物語「葵」を読んでいたので、何か…源氏の耳元で囁く女性達、藤壺、御息所、夕顔、葵上…。
今日、改めて聞くと最初の印象ほど強くはない。しかし、様々な声が登場する構成は何かホラーな不安を感じます。
私はモー娘。ファンではないですが、初期に引退した『福田明日香』は良い声と素敵なキャラだったなぁ…と思い出します。単純に歌の巧い彼女、引退して正解だったのかも知れません。