梅の散り際
久しぶりの更新。
ありふれた家事に追われて日々一日が終わる。
先日、ようやく暇が出来たので水戸弘道館を散策した。すでに梅の季節も散り際の風景だ。
カメラ機材も持ち込み、少しだけ遊びの撮影を楽しむ。思い込み・思い付きでスナップしたので、個人的な印象だけが先行する。そういう写真は人に見せる必要はないし、見せたところでお互いに気分が良くなる事は稀だ。
そこまで目の前にいる相手に言葉を求める必要もなければ、信頼する必要はない…。
そういう訳で、写真など極めて個の領域で楽しむのが健全なんだろうな。
梅と水戸と言えば偕楽園が有名だか、私は『水戸・弘道館』がお薦めだ。
ここは武家的な精神空間と季節が楽しめる。
鎌倉期の随筆『明月記』には、作者である定家が深夜の梅を描写した一文があるが、確かに梅は夜に薫る花だ。
そして私的な意見を言えば、加えて小雨が降る夜が良い。
小雨の湿度に梅花の薫りが混ざり込むような雰囲気が好ましい…。
ただ…それは決定的に写真の表現は難しそう。
文明の利器も、案外につまんねぇ。
