筑波海軍航空隊記念館を行く | HOODのブログ

筑波海軍航空隊記念館を行く






朝、小雨降りしきる景色を眺めていたら、急に気ままに知らない街へ出掛けたくなった。請け負った写真データの作業が大詰めなのに、電車に乗って少し遠出をした。

常磐線友部駅下車。
ここから筑波海軍航空隊基地・記念館を目指す。

記念館へは、最寄りのバスもあるようだが、ひとまず当時の人々が歩いたであろう距離を辿ってみる事にした。入隊した海軍兵士も歩いたはずだ。しかし、道に迷いたくはないので確認も兼ねて交番で確認をする。


警官氏『えっ、ここから歩くんですか?雨の中、30分は必要ですよ…』と呆れられた。

この交番は記念館までの道を聞く人が多いと見えて、案内地図が用意してあった。手書きコピーだが、警察官による手であろう地図は簡潔で明快だった。


次第に雨が上がり、田舎道をひたすら歩く。この通りも70年前は舗装されていたのだろうか。砂利道であったのか。駅から記念館までは、ほぼ直線である。

そういう配置、区割りは軍の基地独特の雰囲気や匂い、気配を帯びる。私が今年の四月まで住んでいた新座市や朝霞市の米軍基地、横田基地など常に独特の空気感がある。

だが、目指す記念館は、現在は精神科治療で県内有数の病院敷地内にあり、米軍や自衛隊とは無関係だ。だが…歩くに従って周囲には飛行場独特の空気感が残っている。

警官氏が言うようにちょうど30分ほど歩いて記念館門前に到着。