稽古・私見 | HOODのブログ

稽古・私見


以下、私見であるので理解可能な人は皆無に近いと思われる。
先日、図書館で剣道雑誌を眺めていたら、上段構えより振り下ろす型を説明した記事があった。
振り出した柄を先に来るようにして、真っ直ぐに竹刀を下ろす。脇、特に左手、左肘を絞り込みが注意点…そんな内容であった。

『ん…能仕舞の差し込み開きと似ているな。いや、左右の肘使いか。』

通常は扇を持つ右手に使う際の意識が行き勝ちである。左手は結んでいるだけで、右と左の間にあるべき緊張感を演技として表現するのが難しい。極細かつ鋼のような糸で互いを引き合うような構えが、私的には理想だった。

剣道は竹刀の軸線があって、特に振り下ろした際に斜めなったり、蛇行しては刀の場合では相手を斬り落とせない。

扇や竹刀ともに振り出し起点から下ろした着点まで一つの動作意識であり、その繰り返しが一つの構えを生む。

言葉に書こうとすると難しいのだが、起点と着点は常に連続しており、着点が次の動作への起点へ転換する。いわば、所作はループ状態であり、そこに緊張感を演出する身体術がある。

もちろん頭で考えても、身体で体系化されていなければ意味もない。


たぶん…この話題が続く。