硬直した日
深夜に小原稿作業。
思いの外に手間取るのは出典の扱い…悩んだ末に中断。
数年前に録画したAKB48グループのライブ映像を見ながら(深夜なのでホーンで聞く)…。
『RIVER』…いつだって夢は遠くに見える。届かないくらい距離感じる。
一昨日、小さな舞台があって私は仕舞『松風』を舞った。
以前、ブログに書いたように急逝した現代絵画家櫻井りえこ氏のスケッチに幾度も書かれていた在原行平の歌、そこに作家の思いを得て舞ってみようと…。
だが…シテ謡『因幡の山の峯に』と謡出して立ち上がる、それは手慣れた始まりのはずだった。
それなのに、腰と足が上がらない。一瞬、力が入らず緩みかけた身体。バラバラと部品が剥がれるように崩壊してゆく。
ぁあ、『これが老いなんだな』と思った。
どこか行き場のないままに舞ってみたが、心は裏腹ではあった。
…じぶんに言い訳するんじゃねぇ♪
自分の心、その中にある川さえ、私は渡りきらないままに老いたか…。
もうすぐ…外は夜明け。
