撮影は一人旅…ニコン・ミニ | HOODのブログ

撮影は一人旅…ニコン・ミニ




フィルムカメラ時代、パノラマ撮影と呼ばれる機能があった。一部にマスクをして疑似パノラマにするものだか、あまり多用した話は耳にしない。

しかし、使い方次第で上下に余白が生まれて面白味のあるプリントが可能だ。

特にニコン系のコンパクトで表現すると独特のコントラストがあって、なかなかに良い。似たような描写はFUJIのカルディアミニの広角側でも散見されるが、カルディアはリチウム電池の他に日付用機能のボタン電池が必要で、このボタン電池を入れないと作動すらしない。ちょいと無駄が多いのだ。

写真三枚目。新宿三丁目付近にあった下着専門店の看板娘…いつも下着で立っていて、涼しいのか、寒いのか…仕事帰り、地下鉄駅に向かう私。この子達を眺めながら、仕事の成果にイラついて乾いた気分を、いささか慰めてくれる存在だった。いつも下着姿ではあったが、お店の人も気を使っていたのか、彼女達が往来に全裸体を晒す事はなかったようだ。

まさに…『安心してください。はいてますよ!』


しかし、残念ながら先年に店を閉じて、代わりに回らないような、回るような高級回転寿司店に改装されてしまった。

さて、彼女達の運命は…?

また別の店で看板娘をしているのか。廃棄されてしまったのか定かではない。