デジカメの終焉
故障コンデジのFUJI770f…故障原因は判明したが、歪んだ内部はどうしようもない。頻発するエラーを抱えたままでは、予備カメラにすらならない。
再度分解してみた。
ある箇所に圧力を加えるとエラーが出る。レンズボードが歪んでいるとも思えるが、やはり組み上げ方全体に問題がある。どうやら、問題箇所のネジ二本を外して作動させると『レンズエラー』は現れない。このネジ二本が無くても障害は無さそうだ。
よし、ここは止めよう。
ネジ二本を抜いて組み上げてみた。修理としては邪道ではあるが、正確な組み立てが不可能なのだから、『調整』という事だ。おそらく画像を詳細に見れば、レンズの偏芯を起こしているはずだ。
分解調整の効果があって、今度は難なくエラーも出なくなった。軽く叩いても大丈夫だ。これで使えるようになれば有り難い。
現在、コンデジはスマホに撮影の道具としての座を奪われ、カメラメーカーは一眼レフを除けばデジカメは高級コンデジやミラーレス一眼にシフトしている。しかし、いつまで続くかは不明だ。スマホに慣れた世代が機材投資してまでカメラを買うだろうか。かって、一家に一台であったカメラは使い捨て電気製品に等しくなった。
半年以上かかって修理したデジカメだが、すでに世間的にはカメラとしてスマホに破れていたんだな…そう考えると、一抹の寂しさが漂う。

