初期メン&初期型
一応の調整をしたミノルタSR1を無茶振りして街頭スナップに連れ出した。使うレンズは標準の55ミリ、f1.8。ピントも微妙だが、還暦間近のカメラ&レンズのコンビは、当世の街や風俗を写し出してくれた…。
だが…やはり、初期型SR1には酷なミッションであったようで
調子は上がらない。
何とか撮影出来たのはカメラとしての根性、責任感であったようだ。いずれ、遠くない機会を作って
修理業者に調整をして貰おう。
私には、それだけの価値があるカメラなのだ。修理代金より新しい台を探すのも手だが、初期型に関しては無二の一台だけで良い。
ところで、私の撮影した街角には点景として必ず女性がいるショットが多い。主人公は家族や男性でも、風景を探すと写り込んでいる。それは一つのスパイスであり、今の時代性や未来を女性に見ているから…と下手な理屈を付ける。
写真一枚目、例えばスナップ写真的構成や絵柄を考えると、親子、子供の姿は大きい。何しろ、この幼子が私の年代になる頃には、彼を写したカメラもレンズ、撮影者もいないのだ。
…その時、君が見ている日本は、君が足を踏みしめて歩ける社会なのか。ずっと、どこまでも歩いて行ける道がある事を祈る…私の写真に、そういう希望や家族の幸せが少しだけ記録されていれば、それで満足。



