初期メン推し
昨日は早朝より忙殺。朝方、ようやく疲れが取れてきて…毛布の中で漠然と考える。もちろん、仕事の反省ではない。
あの初期型SR1、何とか使えるように整備出来ないものか。業者に依頼すれば終わる話だが…
問題1、巻き上げ軸のカニ目が固く外れない。
問題2、へたれ気味のシャッター後幕が遅い。軸調整をすべきなのか。
問題3、ファインダー&プリズムが汚れている。しかし、問題1が解決せねば作業は不可能。
まずは2だけでも解決を探るか。
上カバーが外せれば、必要な箇所に注油が可能だが、他に手段はないのか。そこで、ひとまずカバー内部品に注油を企てる。
それが、上カバーとボディを結ぶネジ穴。このネジ穴から、当たりを付けて針を通じて、部品付近に注油を敢行…した。
『無謀な注油は、カメラを大切にする人は真似しないで下さい』
注油は一見、巧く行ったようにも思える。しかし、やはり動きは甘い。後期型の作動音とは比べ物にならない。
やはり…やるか。
まず下カバーを外し、下段の軸ギア、後幕のテンションギアを止めているストッパー軸を緩める。当然ながら、ここは逆ネジになっている。
ヌルリとした感触があってストッパーが緩み、ギア軸のテンションが外れた。ここで試しに巻き上げてもスコッと抜けるだけになり、後幕は開かない。
再び、少し加減を加えながらテンションをあげてゆくが、上げすぎると間違いなく幕は軸から破れて切れるに違いない。
カチカチカチ、クリック振動をドライバーの先に感じながら軸を巻き上げる。
欲を上げれば、もう少しテンションを上げたかったが…切らせては意味がないから深追いはしない。
作業前より若干強くなった辺りで作業を終えた。
初期型はメッキ仕上げの美しさがひときわに光る。そういう魅力も手伝って、何とか再実用化まで到達したい。
近いうちに精密工作のカニ目買おう。ファインダーが綺麗になれば気分も良くなるはず。

