謠『海士』…復活した音源。 | HOODのブログ

謠『海士』…復活した音源。


気の早い秋風情


フィルム発見に気を良くして100円、300円ぐらいのジャンク籠を漁った。

『ジャンク屋店内は三回廻れ』が私の定説。

ワラワラとジャンクを探し、予算千円以内と決めて買い物をした。二股コード、AC・DCの電源変換機二種、期限切れフィルム八本、ソニービデオ用充電器(ずっと探していたのが、十年目に発見、しかも100円以下のプライス)…フィルムは別会計にして、所謂『銭失い』寸前の買い物を終えた。


特に電源変換器が良かった。電圧、電流が何とか許容範囲ならば使える物は多いのだ。
これで、今は亡き人間国宝の音源が心行くまで聞ける。

電源がなくて、ずっと聞けなかった観世静雪『海士』…次第に胸が締め付けられるくらい、謠声が哭く。さながら文楽を見ているように声がトーンを変える。

私は静雪の謠で『な行』の発音に、特にたまらなく色気が感じる。『な』ですら、真似なんか無理だけど、息使いくらいは何とか覚えたい…ものだ。

MDウォークマン使うなんて時代遅れも極めだ。でも、この一曲が聞けただけでも、痛む足を運んだ甲斐があった。

専用変換器じゃないから、壊れるかもさ。ずっと、上手く行くことを祈りつつ…。