サンダーバード

右足捻挫の回復は今一つ。ようやく少し楽にはなったか。


深夜テレビで懐かし
の『サンダーバード』オリジナル版を見る。昨夜は『歩行戦車ゴング編』、今夜は『宇宙放送局編』…今に見ても、SF人形劇として最高の完成度だ。


やっぱり、この世界観は凄い。後のSF作品に対しての様々な影響力はあるんだろうけど。何より、今の我々は『サンダーバードの世界』と同様の科学力は得ていて、似たような電子機器や宇宙船、飛行機などは実現させている。しかし、国際救助の組織運営までは手にしてはいない。実際に、そういう組織なり考え方に近いものがあっても良さそうな気もする。
作品は、ある意味で科学的発展を遂げた理想社会だろうな。


五十年近い前の製作であり、現実には東西冷戦を背後に感じながらも、作品世界はボーダーレス国家群を冷戦後の理想世界としているようだ。

そういう一つの理想を考えるってのも悪くないよね。

ちなみに…十年前くらいに制作された映画実写版『サンダーバード』は駄作の極み。あれは残念だった。