結果オーライぢゃないんだよ。 | HOODのブログ

結果オーライぢゃないんだよ。


趣味としてジャンクカメラを修理する先達等は沢山いる。ネットを検索すると、当人等が好きなカメラについて熱く語った記事がある。

都内の中古カメラ屋でジャンクカメラを購入しては修理、ネットオークションで商いしている方々もいるようだ。確かに…この人、故買屋だな…と匂わせる一団に出くわす時もある。
私は、他人がジャンクを修理して売買する事が悪いとは思っていない。相応に技術があれば良い話である。

以前、ジャンク千円で入手したミノルタSRT101ブラックは新旧の部品を巧みに組み合わせた一台であった。それは見るほどに奇妙であってメーカー資料には記録されていない仕様となっている。

これはマニアが各部品を寄せ集めたか、あるいはプロの修理職人が作ったカメラだと推察している。プロ・アマかは不明だが修理完成度は高かった。売る目的というよりカメラ修理が好きで、結果的に組み上げてしまったのだろう。しかし、これは稀有な例だと思う。

確かに、カメラ修理費用も高額であるし、自分の技量責任で分解修理する趣味を持つのも一つの世界だ。

中古カメラを素人が修理してネット販売、たちまち故障しても死人は出ない。この死人が出ない…という事は以外と重要である。最新の製品に不都合、初期不良が多発してもカメラで死んだ、大ケガをした。新築の家が焼けた。娘が目を失明した…なんて例はない。今のところは、である。

素人修理の中古カメラで死人なんか出ないんだから別に良いじゃん…。

でもさ…そうじゃあないんだよ。
カメラは記録する道具だからね。ジャンク修理であっても、その瞬間の記録が不可能になるってのが、私は許せないんだな。

製造されて三年も経たないデジタルカメラが故障発生であっとも、ごく普通に当たり前の状況なんて、素人修理のジャンクより遥かに罪深いと思う。今さら、どこのメーカーとは言わないが、専門業者に聞いて『ぶったまげる』話も少なくない。