博多天神
渋谷の街、写真家の会合があって久しぶりに行った。その会合を兼ねた飲み会が終わり散会。
急にラーメンが食べたくなり駅ガードを潜り『博多天神』を目指す。別に博多ラーメンが好きなわけではない。学生時代に博多出身の友人がいて、『東京にある博多ラーメン屋は、すべからく東京の味ばい…』と全否定しいて、醤油ラーメン好きな私には博多ラーメンとは難しいものたな…と思っていた。
この店の博多ラーメンも、『うまか…』と絶対に言わないだろう。
博多天神のラーメン一杯五百円・替え玉一個無料サービス。
『男ならば迷わず替え玉追加だろ』
私は美味いラーメンだと思う。
どうかね…美味しいよねぇ?
『……』
久しぶりに渋谷の街を歩いたが、妙に人間臭い空間に変わったように見えた。熟れたような臭い、際どい服装に派手なメイクの女性たち。横道は小便臭く、獣がうごめくような気配すらある。
懐かしいというより都会の闇だな。昭和三十年代の上野駅近辺と似ている。あの入り混じった濁りを感じた。
さて、行くかね。もう、ここに来ることも減るだろう。
願わくは、もう一度『鯨料理』を食べたかった。
