映画トップガン
先日、空のF1とも呼ばれるエアレースの様子が実況されていた。
日本人パイロットも一人参加している。彼が空を目指すきっかけの一つが映画『トップガン』だという。
『トップガン』で最も印象的だったのは二機の空戦訓練シーンだ。三次元的な把握をしながら戦う空戦が、一つのスポーツ競技のように描かれていた。
今朝のニュースで、児童等の集団登校の列に乗用車の衝突事故。幾度となく繰り返されている死傷事故だが、いっこうに減る様子もない。行政や自動車メーカーは慣例主義や金儲け的見地を離れて、登校時の事故を減らす研究を真摯にすべきである。
映画『トップガン』とは主旨が異なるが、自動車免許習得に高い技術を要求するのも一つの対策だと思う。技術の高い免許者を増やせば結果的には事故も減らせるし、免許習得で得られる職業や仕事に収入を望む事も可能。安易に車に乗り、無責任に運転するドライバーもいなくなる。自動車の性能に運転者の技術が追い付いていない。
一時的に車販売が減るかも知れないが、逆に有効な運転技術が職業として成立するわけだから、今後も高品質な車が求められるだろう。
自動車にスマホや電話を装備してしまうのも一つだ。音声入力でフリーハンド操作で、電話も組み込んでしまえば良い。
そして最近流行りの対物レーダーだ。対人用の危険予知機能を研究して、近くに人や車が接近した場合は速力が安全速度以下に落ちる。これらを非装備の車両は市街地、通学路帯は侵入できない仕組みにする。
まぁね、かなり高額な車になるだろうけど人命には代えられない。
今は走行車両と信号や交差点、踏み切りなど連携させ安全を確保しているのは人の運転である。
今後も、人を信じるのか。あるいは人の構築した安全システムの精度を高めて保証とするのか。
『トップガン』で教官の戦闘機が背後に付いた主人公のコクピットに警戒アラームが鳴り響き、逃げようもなく射たれ続ける。このように危険運転を告知するシステムを開発があれば事故は減らせる。
地上に帰れば『上から目線の女性士官』…あまりに劇画的で単純な映画だったけど、技術向上は自分の身ばかりでなく周囲も助けるという意味では、意外と深かった。
