ごく基本的な事象 | HOODのブログ

ごく基本的な事象

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ブログ更新の間が空いた。原因は春先にありがちな春鬱である。今年は特に重たい。桜咲く季節まで無事に抜けられるかも微妙な毎日だ。


写メは見てお分かりのごとくラーメン。
上二枚は醤油ラーメン。某地方都市、いかにも昭和な雰囲気の店が提供するラーメンだ。三枚目(写メサイズが小さい…)は某所『某二郎系』の店。

そう…私はラーメンに関しては保守的である。頑なに醤油系透明なスープ派であり、肉やら何やら盛り上げたモノが苦手である。

何より小腹が空いた時に食す『ラーメン』が一番に美味い。
ゆえに『並んで待つ』など論外だ。
私の求めるラーメンにイベント性はない。ただ地方の街中にある普通の食堂で、近所の人が食べに来るラーメンが好ましい。


ここで、ふと…今まで一番に美味しかったラーメン屋の記憶を辿ってみたが、どうにも曖昧だ。昭和四十年代後半福島県の国道沿い、峠の坂道にあったドライブインのラーメン。

あるいは地元で超人気店となったためにご近所に威張り散らしている某店のラーメンも、確かに美味かったのは間違いない。

最近では、昔通っていた小学校の教員達が常連だったという噂の駅前のラーメン屋に、卒業以来四十数年目で初めて入店した。そこでオーダーした煮干ラーメン(秋刀魚を使用)が『普通に美味いぢゃん、もっと早く来れば良かった…』など(常陸多賀駅前ひかり食堂)

要は舌と記憶に残る店というより、日々に沿って使う店が好きなのだ。普通の食堂という表現が似合う店だ。そういう店は、現在は支持されないのだろうか。ちょっと都市学めいた論が浮かんだが…それも春鬱な暇人の思い付きに過ぎないのだった。