愛機
初めて手にした一眼レフ。ミノルタSRT101、昭和四十年代発売の大衆向け機種。
もちろんプロの写真家にも愛用されたカメラだ。
デジタル時代に今更なのだが、プライベートの撮影はフィルムカメラを使う。
だから、古い機材でも一向に構わない。
ニコンやキヤノンの一眼レフの硬い感触とは異なり、どこか柔らかく女性的である。
しかも、今やフィルムカメラの中古市場は底を打っているからミノルタ製のカメラは安い。
様々あるけど、やはりミノルタの一推しは『SRT101』だ。
製造過程で凝った部品や構造を有していてお洒落』にまとめてある。
本機の後継機である『SR505』は、その視点で眺めると構造やデザインには変化はないのだが、手にしてみると一ランク落ちた製品となってしまった。
ミノルタのカメラ開発が、ニコンやキヤノンに引き離されてゆく前夜の存在でもあるのか。
使用しているレンズはミノルタロッコールMC55mm f1.7。
普通にシャープに写る性能だが、ピントが合焦した周辺の描写が良いレンズだと思う。目で見た記憶通りに写っている。
以前は、それを『空気感』などと表現する言い回しもあった。それも、遠からずだろう。
今や旧式なレンズではあるけど、ポートレートや旅行などのスナップには勝負出来る一本だと思う。
