化石を拾う
所用が発生。ついでに、ちょいと出掛けて某海岸まで行ってみた。
ここは私が十代の頃に散歩した海岸。当時はサーファーが必ずいて、それこそ四季を問わず、かなりの悪天候でもボードが浮いていた。日本人ばかりでなく、外国の方も見かけた。
十年前くらいに海岸道路が建設されてテトラポットが立ち並び海岸を塞ぐ。
そんな海辺の夕暮れ。波打ち際までの砂浜に無数の石が転がっている。中には庭石にしたら見映えがするであろう大小の石を眺めたり、『これ、欲しいなぁ…』と自然の造形に感嘆したり。。
で、石マニアの心をくすぐる小石を物色。
拾った時は砂岩に石灰岩の組み合わせだろうな、と思っていたが…今、改めて拡大鏡で見たら、どうやら『化石』らしい。
当時の二枚貝の名残に違いない。
年代は…?
うーん。
しかし、この海岸線一帯は県北から地層的にも化石が出土する場所が多い。
さてね…古代の夢だね。
暇人も浜を歩けば化石を拾う。

