趣味力…2 | HOODのブログ

趣味力…2


昨夜の続き。

…教育テレビ・Eテレ名著を読む『風姿花伝』世阿弥…先週の深夜、紹介されていた。

初心者にも理解しやすく中世の能楽大成者にして、初の演劇論を記した世阿弥、そして著書『風姿花伝』を講師土屋恵一郎教授が紐解く。

その初回の解説にて、世阿弥を現代に置き換えて見れば『秋元康、つんく♂』に相当する…という下りがあった。

秋元康、つんく♂が、現代の世阿弥であるかは別の問題として、一つ言えることは彼らが『世阿弥』を基点とするプロデュース理論…つまり演劇戦略論を同一として活動している事だ。

もちろん、今日の成功が世阿弥の理論を解析し、企画した結果ではないと思う。彼らが、知識として世阿弥を得ているかは問題ではない。

結果的に答えを得た…ということだ。

自分の楽曲や詩作世界を追求し、作品世界を展開する。
以前から、私はブログ内にて『秋元康=世阿弥説』を言い述べている。

なぜならば、世阿弥の生きた同時代には、優れた能役者は他にも存在した。
しかし、舞いや謡い、衣装や楽器演奏も含めて『戦術的』な優位者は大勢いても、能楽の地位や演劇哲学という『戦略的』視点で能を大成したのは、世阿弥一人であった…と思う。

戦術的失敗は『戦略』で補えるが、その逆は破綻する…欠点や失敗を最小限に止めながら、成功を目指す。確かに世阿弥は能役者の一人ではあるが、戦略家としての目を有していた。

アイドルとは何か…『可愛い・歌が上手い…』それは大切な要素だが、戦術であり技術論の領域にある。

私が、秋元康を世阿弥に準えて考えたいのは『アイドル戦略論』を確率しつつあるように思えるからだ。

まぁ…現在進行形の日本芸能史について語るのだから、この話は終わりがない。

続く…まだ、続くよ!